2014-01-01から1年間の記事一覧
子供のころは、時が止まったようにゆっくりだったのに、 年を重ねるごとに、時の早さが増していく気がする。 今年もいろんな出会いがあった。 じっとしていたら出会えなかったさまざまな瞬間に会うことができた。 たくさん、ドキドキできた。 いっぱい力を分…
スッキリと晴れていた青空も、そろそろ雪雲に覆われてきそうです。 四国には、あちこちの山に避難小屋が整備され、 無料で利用できる環境が整っていると思う。 避難小屋で食事をするのは、小学校2年の頃に登った 大山頂上の避難小屋依頼かな〜 数年前に、側…
■霧氷(むひょう) 霧などの水蒸気が氷点下となり、樹木などに結晶として付着して冬の花、霧氷となる。 霧氷は生まれ方によって、樹氷(じゅひょう)、粗氷(そひょう)、樹霜(じゅそう)の3種類に分類されるという。 ■樹氷(じゅひょう) 霧が気温マイナス…
瀬戸内海育ちの私は、雪が降るとわくわくしてくる。 待ちに待った雪山です。 スキーでは、数え切れないほど雪と戯れたけれど、 自分の足で上って、ゆっくりと森と同化する楽しみはまた格別です。 そんな、新たな体験への第一歩 これも、ブログがあったからこ…
年忘れ遊山 今年最後の四国遊山は国見山 河童さん厳選の雪山セットも、岩と雪から無事届き 初めての登山としての雪山です。 スノーシュー。 まだまだ早いよ。。。 体験すること 先週の大雪。 河童さんが引き返した翌日のこと。 三嶺で3日ほど避難小屋に閉じ…
ひとつの命が終わるとき、流れ星がひとつ流れるという。 つながる。 延々と命はつながる。 次の世代へ自分をつなげようとする営み 様々な方法で子を残そうとしていること。 冬枯れの道端を覗いてみると、楽しい営みが見えてくる。 芙蓉の蕾が割れ始め、中か…
ユリノキから始まった、私市植物園のめくるめく紅葉も、ほぼ終わり。 木々は衣を落とし、眠り始めたようです。 来年の春までの厳しい冬を乗り切るために、 自分のお気に入りの色の布団を敷きつめる。 ぐっする眠りにつくために、紅に黄と錦の布団を敷きつめ…
再び寒波が訪れた週末 野はうっすらと霜に覆われていた。 ■しも【霜】 夜間、気温が下がったとき、空気中の水蒸気が地面や地表の物体にふれて生じる細かな氷の結晶 太陽によって暖められ、逆に冷やされ形態を変化させる水。 地球の生命にとってはなくてはな…
色は光の反射によって変化する。 粒子の大きさによって変化する。 波長の長さによって変化する。 今から過去へ。 過去から未来へと、行ったりきたり。 時空のなかを行ったりきたり。 とても味気ない人生になっていただろう。 人は色に名前をつけ。 色を呼ぶ…
先週末は、海の向こうから頂いた日本酒を枕に、森でひなたぼっこを楽しんだ暖かな週末でしたが、 今週末は一転して寒波到来、あちこちで大雪の頼りが届いています。 あ、今年もあったあった。 去年と同じ場所でちゃんと今年も、キラリと光る実が秋の日に照ら…
秋雨降るくろんどの森 小さな蛾が飛び回る。 毎年この季節になるとこの風景を見ているのを思い出す。 なんという蛾なんだろうな。 ふと足下の草むらをみると、小さな蜘蛛の罠にかかっている一匹 たった今、絡まってしまったようです。 もがけど、もがけど、…
季節が変わるとき、植物たちには劇的な変化が起きる。 変化は苦痛を伴っているのか、それとも喜びに満ちているのか。 一切を無駄にしないよう、越冬にに必要なものを必死に体内に取り込み。 無駄なものが、外に出ていかないように、ぎゅーっと縮まる。 長年…
小石をひとつ、ひとつ脇へよけ、小さな汚れをほろいあげていく。 繊細な心遣い。 そして、気の遠くなるような手間をかけて、維持されている。 一日のんびりと過ごす時間。 いろんなことが頭に浮かび消えていく。 気に入った場所に腰を落ち着け、時の流れと共…
日本庭園というもの。 いや、庭園に詳しいわけではない。 特別好きというわけでもないが、なぜか心が落ち着く。 何事も学び、興味をもてば、世界は広がるのでしょうが、とりあえずは、 自然の山河をいつも身近に感じていたいと思う心を持っていれば、それだ…
京都、洛北に白龍園という庭園がある。 入園できるのは、1日100人のみ。 最寄駅は、無人駅「二ノ瀬」 京都では、個人の日本庭園が数多くあるが、一般公開されているところは少ない。 白龍園は、大野さんご一家と社員の方々が50年かけて作り上げた手作…
仄かな甘い香りが漂う、錦の森「私市植物園」 そこは、様々な色が混ざり合う所。 濃い緑から、薄緑。 そして、黄色から紅葉へと移ろう色彩。 一処でこれほどの色が交じり合う場所を他にはないのではないでしょうか。 しかも、とてもやさしい色通しが混ざり合…
春は桜 夏は緑 秋は紅葉 冬は白雪 四季折々に姿があり。 匂いがある。 植物は静かに、冬ごもりのための準備を始めた。 必死に生きるものは美しい。 光合成。 それは、植物に与えられた力。 夏、葉緑素により一生懸命水と光から澱粉を作り出し、丈夫な体を自…
みんなで少しづつ 持ち寄りの心が、嬉しい。 限られた食材だけど、精一杯の気持ちで、いつもお腹も胸もお腹いっぱい。 ああ。 この場所に、居ることができ、てなんて幸せなんだろう。 素敵な場所で、素敵な仲間と共に、過ごせることを神様に感謝する。 何事…
すごいね〜 何を考えながらこの仏様をほったんだろう。 一体、一体のお顔に滲み出る個性 一心に見入ってしまう。 かつては参拝者を迎えていた仏様 今は、神社の守り神 それぞれのお顔。 じーっとみつめてみる。 あれ、微笑んだ!? そんなことないよなー 信…
鬱蒼とした杉林を歩くとき、人の力とは、もの凄いものだといつも思う。 木を切り、植え、下草を刈り、枝を落とし、手入れを続ける。 膨大な労力と、時間を費やしはぐくんでいく木々。 孫である私の家を建てるときの柱にするんだと、祖母が杉の木を植えていた…
■御在所山(976m) 海を渡り、またこの島に戻ってきた。 猿板に時々出てくる不思議な山「御在所山」 いつかいってみたいと思っていた場所。 ■木馬茶屋(きんまちゃや) 私が生まれる少し前。 ほんの数十年前の頃の事。 この場所には、多くの人が集まり、…
生き物はみな必死に生きようとしているが 時に大きな流れがやってきて、どうしようもないことがある。 自然の流れに身を任せ あるがままに、生きていく。 言うのは簡単なことだが。 それがなかなか難しい。 なぜなんだろう。 それは、生へのこだわり。 みな…
そういえば、子供の頃好きだった「日本昔話」 紀州の山奥の猟師の話があったのを思い出す。 さあ、迷った猟師のように、私も霧に巻かれてさまよってみよう。 白い優しいベールに抱かれて、次第に森は色を無くし 白一色の世界へと変化していく。 今までいた世…
紀伊半島のほぼ中央に位置し、南東に伊勢湾を望む。 この地形ゆえ、日本屈指の降水量を誇る。 特に台風時期に、南からの湿った風が吹き付け、大雨を降らすという。 ふだん何気なく、天気予報を見ているだけでは気がつかないが 山に入ると、地形と気象って密…
「幽玄」 物事の趣が奥深くはかりしれないこと。また、そのさま。 日常の生活では感じることの出来ない何かを感じることが出来る。 私たちが忘れてしまった大切なこと、ものを感じる事が出来る場所。 森にはいると、感受性が敏感になる。 日頃感じることが出…
第五十四候 楓蔦黄 稲刈りも終わり、秋の野菜の植え付けも一段落。 あとは、春を待ちながら収穫を楽しむだけ。(^^) ヤマノイモ あ! 玉ねぎ植えないと。。。 ユリノキ 暦通り、山から里へと季節は移り変わり、里の木々も少しづ黄ばみ始めた。 朝晩の冷え込み…
ちょっと心をゆるめたくなったとき。 お気に入りの場所でのんびりする。 よく晴れた秋空のもと、みな思うことは一緒のようです。 思い思いの場所で、お弁当を広げ語り合う。 その場所気持ちいいんですよね。(^_^) おおきなカリンのぽろんと実が落ちていた。 …
ほんのりと、里にも秋が近づいてきた。 北の国からやってきた。 まだまだ、よーく耳を澄ましていないと足音には気づかないけれど かさこそ、さわさわ。 小さな、小さなささやきが聞こえてきた。 そらは青く、朝夕冷え込み。 お日様が上がると、一気に暖かく…
日本人の主食「米」 今年も丹誠込めて作られた、お米の収穫の時がきた。 一粒の籾殻から出た一本の小さな芽が、黄金色に光り輝くとき みなの心がざわめく。 田を起こし、水を引き、草を抜き。 願い。愛で。喜ぶ。 手塩にかけた我が子が旅立つ時が来た。 脈々…
あーあ 楽しみにしていた、四国遊山 悔しいなー。 静かな山上で、雲に抱かれて寝る夢はちょっとお預け。 季節はどんどん進んでいくね。 秋はどんどん進んでいくね。 小さな夢はしばしお預け。 小さなどんぐりいっぱい落ちてた。 あーあ、森に行きたいなー