2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧
光から自分の生きる糧を作りだす能力を授かった生物 その能力を人は光合成と呼び、葉緑素がその源であるという。 この不思議な仕組みは、一年ごとにその仕組みを更新する。 春、新芽が芽生え、体内から葉緑素を葉に展開す。 夏、せっせと自分の身体を作り、…
朝から降り続いていた雨が止んだ。 ゆっくりと天気が回復していく。 雲が流れていき次第に青空がのぞいてくると天から光が下りてくる。 光と雫が手をつなぎ、キラキラ、キラキラ輝き始める。 一筋の風が吹くいた。 空からぱらぱらと雫の星が降り注ぐ。 誰か…
昔はどこの小学校の片隅にもあった秘密の箱「百葉箱」 何のために使うのだろう。 不思議な白い箱「ひゃくようばこ」 この箱って、日本だけのものだと思っていたら、世界基準に合わせて作ってあるんだ。 世界中の小学校の片隅に、この不思議な白い箱があって…
ウツギ科の植物で、材があまり役に立たないことから、毒を持つ魚と同じゴンズイと呼ばれることになったらしい。 その別名は「狐の茶袋」 ゴンズイ 狐の茶袋とは、また面白いたとえだと思って調べてみると、いろんな植物が「狐の茶袋」と呼ばれているらしい。…
昆虫は鳥などに食べられないように、多様な姿形に变化して身を守る。 畑の人参の葉っぱを食べているキアゲハの一齢幼虫を見て 鳥の糞に似ているなと感心していた。 キアゲハの一齢幼虫 確かに自分の糞を食べる鳥はいないか(^_^;) よく考えつくものだ。 でも…
トチ リョウブ イチョウ カツラ
立冬を迎えるころ、山茶花の花が開き始め はらりはらはらと、花筵を敷き詰める。 ブーンと、大きな羽音が響き、見上げると大きな大きな スズメバチが、花から花へと忙しそうに飛び回る。 ほとんど花がなくなったこの季節 冬ごもりの巣を作り、貴重な蜜源とも…
空から光が注ぐ時、光と影が交差する。 光は小さな粒 小さな小さな粒の子供 粒子が手を繋いでできているという。 粒子は、恥ずかしがり屋の子供で いつもはひっそりと隠れているけれど 誰もいない気持ちのいい朝にでかけてみると 時々会えることがある。 そ…
雨上がりの朝、窓をあけると深い霧が立ち込めていた。 山から里へ 北から南へ 季節はゆっくりと深まるころ、向こう岸への扉が開くことがある。 それは数年に一度、こちらの岸と、あちらの岸の時間が合わさる時。 向こう岸の声を聞くには、霧が晴れないうちに…
森は小さなマメガキがたわわに実り、里山は実りの秋真っ盛り。 今年の里山は、沢山のどんぐりが大豊作でした。 森の動物達も安心でしょう。 ドングリは「成り年」と「不成り年」があり たわわに実る年と、不作の年を繰り返す。 それは山が呼吸をしているかの…