2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
■心遣い 「お先にどうぞ。存分に森を感じてください」 この一言から、三嶺を見渡すカヤハゲの地への扉が開きました。 誰もいない新緑の森の静けさの森。たびたび、この神なる山には自分一人しかいないのではないかと錯覚する瞬間。 高度を上げるほどに、初夏…
三嶺を望む峰へ向かう稜線までの道へと足をすすめる道は、かつて地面全体を笹が覆いつくし、早朝散歩は体がびっしょりと朝露に濡れるほどであったとのこと。 ■人間のエゴ ここ10年ほどで、風景は一変したそうです。 人々はそれを鹿被害と呼ぶ。しかし、長…
訪れた森.tochikoさんのマザーツリーのある場所は水生まれる場所でした。 tochikoのMothertree 大地に蓄えられた水は、多くの命を守り育ててくれています。 この場所を今夜の宴の場所に定め、しばし水と戯れる夢のたびに出ることにしました。 だんだんと、大…
早春の土佐を訪れてから、猿板を読むたびに、遊山黒子衆「猿」の皆さんの優しい笑顔が思い出される日々。 奥物部の山への思いは日増しに募り過ごすなか、とうとう奥物部の守り神の元を訪れるこの日がやって来ました。 心配していた天気も何とか回復に向かう…
植物園にも夏がやって来ました。 木立の木陰が心地よく風に吹かれ、子守唄を歌ってくれます。 林縁には鬱蒼としたジャングルが広がり、今にも飛んでいきそうな飛行機が羽を広げて風を待っています。 朴の花は完熟と言う感じで、開ききった瞬間の姿を見せてく…
MSR ウィスパーライトインターナショナル(旧型)を引っ張りだした。 ガスを詰めてポンピングしてみるといたるところから、ガスが漏れてくる。。 思い出多いMSR。なんとか修理して使いたいとずっと思っていました。 パッキンなどの消耗品がセットにな…
星々が互いに引かれ合い、交差する。 悠久の時を超え、遙か平安の時を超え、再び起こる神秘の瞬間が訪れる朝、旗振山に朝日がゆっくりと上り夜が明けます。 今はまだ、何時もと変わらない朝の風景。 畦の草刈が終わり。田植えに向け、水を引く準備にむけ、朝…
夏を思わせる陽気が続き、植物園の睡蓮達が咲き始めました。 ピンクに紫、白。。。と色とりどりに咲き始め、きらびやかな賛歌が聞こえてきそう。 水練池にはトンボが集まり、おまえこっち来るな!とショウジョウトンボとシオカラトンボが縄張りを競い合って…
畑では、GWに蒔いた種や苗が元気に芽を出し始め、すくすくと育ち始めています。 基本放任主義でほとんど手をかけずに育てるのですが、これから、ちょっと手を掛けてあげないとね。 サルカニ合戦ではないですが、早く採れたてのエダマメをあてに、早くビー…
菖蒲が咲き始め、川の水も暖かくなってくると、人々が川に戻ってきます。 何が採れたのかな?大事に育ててあげてね。 黄色い菖蒲、「黄菖蒲」が、天の川ビオトープに咲き始めていました。 この時期の菖蒲初々しくてとても好きです。 道端には、小さな紫の花…
週末の昼下がりの植物園にお弁当と、図書館で借りた巨樹の本を持って出かけました。 桜も散った木陰のベンチでお弁当。少しずつさくらんぼの実が実り始め、時折鳥たちが訪ねてき ます。熟すまではもう少し待たないとね。 時折、コゲラの夫婦が樹の幹から樹の…
くろんどの山裾、私市村に根を下ろし、季節毎の花をもとめ、蜂達と共に移動を行い、美味しい天然蜂蜜を私達にプレゼントしてくれている、茨木養蜂園さんが駅前に蜂蜜を並べられていましたので覗いてみると 4月上旬から採蜜が始まった、初物の「桜はちみつ」…
野歩散歩に出てみると、綺麗なピンクに出会いました。 小さな桃のように不思議な形をしています。 虫こぶでしょう。植物の自己防衛の姿。たまに不思議な形を見せてくれます。 春の紅葉の竹とんぼは青空に映えてとても素敵ですね。毎年楽しみにしている姿です…
連休最終日は、晴れている思ったらとつぜん雷が鳴り始める不思議な天気で、午前中に出かけ た春日山では雷雨に遭遇、準備悪く雨に濡れてしまいました。忘れ物には注意しなければいけ ませんね。 その雨も午後には晴れ渡り、カラッとした気持ち良い空が現れ、…
春日原始林周遊道の谷向にそって続く滝坂の道は、奈良と柳生を結ぶ柳生街道 東海道自然歩道の一部となり、今も多くの人が石畳の道を行き来しています。 暗い谷底の街道は、雨が降ると渓流が溢れ、崖から水が滝にように流れ落ちることから滝坂の 道と呼ばれる…
春日原始林は、緑の海の深海に潜り込んだようです。 大きく息を吸い込んで、さらに深く深く潜っていくと、遙か太古の海にたどり着く 木々はうねり、雄叫びを上げる古木に囲まれると 不思議な世界にタイムスリップしたかのようです。 何千年の時をへた長老達…
春の花木園は、桜の花が散った後、次から次に忙しく花が咲き変わっていっていています。 今一番目立つのは、トキワマンサク■トキワマンサク 遠くから見る新緑の若葉とも見える青白い雲の塊。トキワマンサク花が満開になっていました。 ベニバナトキワマンサ…
ゴールデンウィーク合間の雨の植物園は、ひっそりとしていました^^; 可憐な花々は散ってしまいましたが、雨にしっとりと濡れる新緑が眩しい。 私市植物園は、日本の代表的な樹林帯に別れて植生、また代表的な樹木が特徴的に集められています。 ■日本産樹木見…
こどもの日の朝、快晴の空と鳥の声に誘われて、外に出かけてみると、たけのこがニョきり。季節ですね(^_^) 有機無農薬農業をされている先生のジャガイモ畑。朝日に照らされてとても綺麗です。 今年は、温度が低かったせいか、ジャガイモの芽がでるのも遅かっ…
朝日の輝く中、まだ陽の光の届かない谷筋に分け入っていくと、ひっそりと谷の宝石が目を覚まそうとしていました。 ■ギンラン 初めての出会いです。 ひっそりとキラリと光り、清楚で可愛い花ですね。 出会えてとても嬉しいです(^^♪ ■なんだろう? こちらも蘭…
■ウラシマソウ 薄暗い谷の入り口では、今年もウラシマソウが咲いていました。 綺麗!って言うんじゃないですが、なんか気になる存在感を感じさせてくれます。 一本伸びたヒゲがクルッとしてますが、なにか意味があるのでしょうね??? ■ギンリョウソウ 色素…
河童さんのブログに誘われて^^; 私も、お湯ぐらい沸かして、味噌汁ぐらい作ってみようかなと、18歳の頃購入した思い出の古いバーナーを持ちだして、お気に入りの場所に出かけてみました。(MSRはパッキンの交換が必要そう。。) お弁当だけでは感じられな…
■オオルリ 青い鳥飛立つ 八十八夜が過ぎるころ、谷間には、夏の青い妖精「オオルリ」の鳴き声がこだまします。 今は恋の季節、あちこちで、カップルが誕生しています。 この写真の右上に彼女が写っていました(^_^) ↓ココ 初夏に幸せを呼ぶ青い鳥の姿と、谷に…
日本最古の道とも云われる、古く奈良へと続く尺治谷は今新緑の真っ最中 ウワズミザクラも最後のひと雫を落とし、初夏に向かって季節は移り変わる頃 翠に包まれる茶室では、毎年お茶会が催されます。 ■九世 吉向松月作<茶碗「桜」> 江戸時代から続く吉向窯…