のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆるゆる遊山「またくるね」

ヌル谷の今は、飢えた鹿によって草はほとんど育っていません。私が初めてこの場所を訪れて6年、見た目には、まだこの景色は変わりません。 でも、たぶん少しづつ変わってきているのだと思います。 ゆっくりと朝ごはんを食べ、のんびりと付近を散歩した。気…

ゆるゆる遊山「目」

目がいっぱい 2×5=10の目で見るといろんな発見がある。 いろんな視点がある。 何かにとらわれた時、一人の目だと目線を変えることができない。 隣にだれかいると、ふとした時にそんな見方もあるんだと、はっとすることがある。 一人の山歩きも好きだけ…

ゆるゆる遊山「羽のばす」

今回の遊山の目的は、ヌル谷のナロで羽を伸ばすこと。お帰り。森がささやいた。 さっそく、和弘さんと、山猫さんが心温まるお昼の支度に取り掛かる。本当にお二人さんの手際の良さにはいつも脱帽です。森の木の子に合うように考えてきたんですって。こんな風…

ゆるゆる遊山「森とキノコ」

季節の変わり目はキノコの季節秋雨前線が上がったり下がったり、しとしとと降る雨がキノコたちを喜ばせる。 ■ヌメリツバタケモドキ これ覚えておくといいよ。広葉樹などの新し目の枯れ枝につくという。 お昼の鍋にちょっと失敬しましょうか。でも、全部は取…

ゆるゆる遊山「みず」

みず 雲が集まり一粒の水滴となる。当たり前のこととして、普段過ごしている現象自然の中に飛び込むと、肌で感じることができる。 大気とまじりあえる水分の量は限られており温度が低いほど、まじりあえる量は少なくなる。ヌル谷へと向かう、かつて桜で満開…

ゆるゆる遊山「ただそれだけ」

四国の妖怪「河童さん」とご縁を結び「遊山」という過ごし方を知ったお気に入りの場所を見つけて、ゆるりと過ごす過ごし方は自由 自由にしていいよ好きな時間を過ごしていいよあなたなら何をするでしょう自由は自ら決めること自由ほど、難しいものはない自由…

いないいないばあ

ぴょん私の足音に驚いたのか。草むらの中になにかが逃げ込む。なんだろ。覗いてみると、ぴょこんとカエルくんがこちらを見ていた。 小さなキノコちょうどカエルくんの傘みたい。色もお揃いだね。 風が変わり、少しづつ秋の野草に移り変わり始めています。あ…

狩り「大漁」

フワフワと沢の上を舞っていたカゲロウ あ!あぶない。 透明な蜘蛛の巣につかまってしまった。 もがけばもがくほど、からみつく。 夏の終わり、森の中は蜘蛛の巣でいっぱいです。 あっちにも、こっちにも。 この木は特等席なのかな。 食うか食われるか。 命…

虫こぶ

山道をあるいていると、ふわりと風が吹き、葉の裏にキラリとなにかが光った。 なんだろう。 近づいてみてみる。 透き通ったキラキラした宝石のような虫コブ「ナラハヒラタマルタマフシ」です。 なんだか、宝石のネックレスのよう。 青い空がまるで海に浮かぶ…

抜け殻

水辺の草むらを覗いてみると、小さなヤゴの抜け殻がたくさんありました。 秋、水辺に産み付けられた卵は、ヤゴの姿で冬をこす。 冷たい水の中、落ち葉などの隙間でじっと息を潜めていて、網で落ち葉を救うとけっこう出てきます。 そして、春になりたくさんの…