2023-01-01から1年間の記事一覧
役職定年を迎え、休みを取りやすくなった2023年 年始に1日休みを取り、11連休とすることができた。 家の掃除を終えた翌日、京都一周トレイル(東山コース)へと出かけてみた。 このコースは伏見桃山24.6kmのコースとなっているが、今日は「ふしみいなり」か…
冬になるとこんにちはと、それまでひっそりとしていたが とても目立ち主張し始める赤い実があちこちに顔を出してきます。 この季節、そんな実を見を探しながら歩くのも楽しもの一つです。 枯れや部の中に目立つ赤色の実はサルトリイバラの実 実の中は、スポ…
小さな茶の花が咲き始めていた。 主張しない小さな花がなんとも愛らしい。 久しぶりに尺治の沢をくろんど園地へと向かった。 家の窓から見上げる里山は、古く共同管理されていた入り合い山で 薪を取ったり、山菜を取ったりしていたようで、 今でも一部は私市…
おでこと嘴クッキリとした姿が典型的なハシブトガラスだなー 忘年会のお知らせで私市に帰ってきた週末の事、久しぶりに付近を散歩して覗いた 天の川で、カラスが何かを見ていた。 カラスには、デコと嘴がスーッと一直線のハシボソガラスと クッキリと引っ込…
さあ、飯にしよう。 最近は軽く済ますことが多いけど、今日はのんびり予定なので ラーメン作るわと、言っておいた。 出張続きだったので、冷蔵庫の中には白菜ぐらいしかなかったので あとは、登山口へと向かう地元のお店で、ナメコとトッピングを仕入れてみ…
南沢山に霧氷を見に行こうか。 会社の同僚と誘い合わせて「恵那山」北側の神坂峠へと向かったが 冬季通行止めのゲートをくぐったすぐ先からの道は凍っていた。 この道(林道霧ヶ原線)は12/16から冬季通行止めになる予定だが、 2週間前に降った雪が残ってい…
チェーンスパイクを装着して下る。 良い感じに食い込み安心感が増す。 キンキンに冷えた空気に指先が冷える。 次第に日が登り、森に日が入り始めゆっくりと ゆっくりと、気温が上がっていく。 この中で生きている動物は、この時をこの瞬間をとても楽しみに待…
先客は3人のグループで静岡の方から来られたとのこと。 室内にテントを張られて、準備をされていた。 私も、張らせていただきます。 冬場は、小屋の中でもテントを張ると布地一枚ですが、暖かいのです。 薪どうされたのですか? 今日はここでゆっくりしよう…
恵那の山は、お椀を伏せたようななだらかな山容で、山頂まで森が広がっていて、 笹原を抜け、霧氷の樹林帯に入っていく。 この道を歩いた人の感想を見たりすると、激坂が続き、眺望が望めない地味な道という 記録が多いが、静かな道がたおやかに続く良い道の…
稜線の急な道を黙々と上る、前宮の道は修業の道だった。 ふと前を見ると立ち枯れの大きな桧がそびえていた。 枯れてもまだ大地に根を張る姿に、命の余韻を感じた。 何年生きたのだろう。 そして枯れて何年この姿をとどめるのだろう。 この山のヌシのような檜…
週末の天気予報は冬型の気圧配置で。。。 みたいな感じで注意喚起が流れていたが、朝起きてみると窓から見える恵那山は晴れていた。 北の方面はこれからバイクで向かうのが厳しい季節に入っていく。 よし、以前から行ってみたかった恵那山の前宮コースを歩い…
雨は上がり、次第に空が開けてきた。 やはり平地は晴れいる。 山が雲を受け止め雨をためる。 川になり流れ海に下る。 日本の地形とはそういうものだと、山を歩き始めて体感できた。 葉が落ちた枝先には、冬芽が芽を出していた。 これからの季節、冬芽や葉跡…
雨は夜半に上がり、星空が垣間見えたが、 目を閉じといると、風が強まり始め、空の上では強風が吹き荒れているのが感じられた。 やはり、谷間を寝床に選んでよかった。 そんなことを考えてうつらうつらしていると、 朝方に再びぽつぽつと雨音が聞こえ始めた…
紅葉していれば、この桂のたもとで、甘い香りとともに一夜をともにしたいと 思っていたが、今年も一足遅かったようです。 寄り集まり大きく枝を伸ばす桂の木は、水辺が好き。 ハート形の葉っぱといい、この樹形といいとても好きな木の一つです。 まだ時間は…
山のお祭りも通り過ぎ、つい先週まで今年はいつ寒くなるんだろうと 思っていた週末、いきなり寒気が訪れるという。 三方を山に囲まれた濃尾平野は晴れだけれど、北は荒れ模様 どうしようかなと悩んで、比較的天気の良さそうな三重の鈴鹿山脈を訪れる計画を立…
変化の風景がとても好き。 晴れの山では出会えない出会いがあります。 霞が消えたり現れたり 霞の向こうには色づき始めた木々が広がる。 飛んでいきたいような高度感 お手軽で素敵な山です。 森に入ると音が変わる。 さわさわと風が吹くと、受け止めてくれて…
標高を上げていくと、雲の中に入るころ、森は黄色く染まり始めた。 雨の可能性もあるが、この霞の景色は晴れでは出会えない。 さあ、森を抜けてカレンフェルトと呼ばれる霊仙山の特徴的な 地形に出るが、ここからが急とになることを、事前に下見をしている T…
秋の霊仙山へ行くという会社の山の同好会メンバー 大阪メンバーと名古屋メンバー合同で集まるという。 本来ならこの季節は、泊りがけでどこかに出かけようと思っていたので 保留にしていたが、日曜日に仕事が入ったので、前日に合流を打診してみた。 いいで…
笹原の高原を行く。 中央アルプス南端、恵那山の北側の峰に続く道は、笹原を行く高原の道が続きます。 窪地に生えるダケカンバはすでに落葉していた。 まるで、海原のように、東から照り付ける朝日に、照らされた笹原が風になびく。 立ち止まって、しばしこ…
富士見台高原から南沢山への稜線縦走の道を行く。 谷に下り、下った分再度上がる。 ちょうど、森と笹原の境目にあるのだろう、下ると森に入り、上ると笹原の眺望が開ける。 そんな景色を楽しみながらの道が続く。 舞い降りたばかりの葉っぱに、霜が白い薄化…
季節の変わり目は素敵な贈り物がやってくる。 それは、道の傍らに咲く小さな草の枯れ姿であったり、 横たわった枯草に降りた霜だったり。 冷え込んだ初秋の、高原の朝のこと 池には薄い氷が張り、ところどころの地面には霜柱も立っていた。 きりりと冷えこん…
山では日の出前1時間に起きて、湯を沸かし 一杯のコーヒーを飲み、食事を作り 日の出とともに出発するようにしているが、 今日はちょっとゆっくりでもよいか。 白み始めた空を眺めに小屋の外にでる。 時計の表示されている日の出の時刻は過ぎたがまだ日は上…
カンパーイ 一人で登ることが多い最近は、ほぼお酒は持参しなくなった。 たまには乾杯もいいものです。 冷え込んできましたね。 日が陰ると一気に気温が下がる。 今年の初鍋です。寒くなるとはやり鍋がいいですね。 地元のスーパーで買い出しした野菜をざっ…
見上げると、霧に曇る山腹は空から舞い降りる錦のカーテンが閉じ始めていた。 いい感じですね。 服だけは温かいのを持ってきてください。 あとの装備は私のをお貸ししますから。 1年前に登山を始め、ぽつぽつと歩いている会社の先輩が 仕事の応援に駆けつけ…
2日間鎌倉をゆっくりと回り、楽しむことが出来た。 鎌倉をぐるりと取り囲む、入り組んだ谷と山の裾野には、小さな自然が人の生活に入り込んで、うまく溶け合っている。 面白く不思議な場所 そんな印象が深い町 朝、夜明け前にゲストハウスを抜け出して、海…
鎌倉へ通じる道と言えば、切通し 東西北と7つの道が開かれて、古都へ通じる道として使われてきた。 古都の道にはところどころにその名残が残り、 今も人をこの道へ誘う。 街と近く、時が遠く感じる不思議な場所 色んな痕跡から、過去へと思いをはせる場所 …
ふと目についた山側の崖の小さな道に分け入ると、 そこには崖を穿った岩棚が作られ、首のなくなっている仏さまが鎮座していた。 鎌倉の東側の山域には「やぐら」と呼ばれる、中世の墳墓が数多く残されている。 ガサゴソ、崖の下から音がする。 目をやると、…
岩肌の植物 鎌倉を囲む山肌は崖を眺める道がとてもおく、谷間をぬうように道が続く。 そこは日陰で湿り気が多くシダ類や、ユキノシタのような 湿ったところを好む植物たちが暮らしていた。 何処からか飛んできて 仏さまにそっと寄り添ってもいる植物たちも数…
鎌倉の街はぐるりを山に囲まれている。 山と言っても、尾根まではあっという間で、町と山がとても近く ぐるっと、ハイキングコースが整備されている。 夜半から降り続いた雨が上がるのを待ち、ゲストハウスの最寄りの大仏坂から 歩き始めた。 雨に滑りやすい…
夜半から降り始め、昼頃まで結構な雨が降り続いたが 昼過ぎまでゲストハウスで雨が上がるのを待つ 旅は急がず、ゆるりと空模様を見ながら、風待ちをするのがよい。 あくせくと、人込みの中に出ていくより 人々の暮らしを垣間見て、その土地の匂いを感じる。 …