のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

あれこれ

高尾山 小原宿

高尾山の山頂をスルーして西へと足を向ける 多くの人が歩く道は幅も広く、整備され歩きやすい。 開店の準備に忙しそうにされている茶屋の椅子の数も びっくりするほど多かった。 さあ、下ろう。 城山茶屋を南に折れ、下る道は 暖かそうな頭巾をかぶっておら…

ほのぼの

なんだー なんだー なんだか少し変だぞ。 出張で訪れた伊豆「修善寺」の宿への道 ふと、目を向けた鳥居の向こうの狛犬はなんだか 丸みを帯びて見えた。 なんと、こんな狛犬は初めて出会った。 面白いというものではない。 聞けば、まだ狛犬が世に広がる前の…

ある週末の事

単身赴任も3年目 大阪に帰るときは大体カブと一緒 もう、地図を見なくても問題なく通えるようになり、 休憩ポイントも大体決まってきた。 そのポイントの一つに、小さなお茶屋さんがあり 試しに食べてみたソフトクリームがとても美味しい。 今回は、ほうじ…

レンコン畑

暑いねー ハスの花びらで、ちょっと元気のないアマくん 今まで気が付かなかったけど、アマガエルの目の瞼ってどうなってるんだ?? 調べてみると、どうも、下から半分だけ閉じるみたい。 今度もう少しよく見てみよっと。 ハスの花の中は、色んな昆虫も寄って…

大空へ

青空に向かって、全身真っ赤なトンボがゆらゆら揺れる。 人差し指を差し出して、ぐるぐるぐるぐる回してみる。 トンボの目は大きな目 沢山の目が集まっていると聞く この指は、どんな風に見えているのかな。 トンボの赤ちゃんはヤゴ! 羽根だけ生えたら飛ん…

早朝の散歩のこと

なんだろなんだろ。 片道一時間、往復二時間なるべく歩くようにしている通勤の道は、 季節季節に興味深い移り変わりを見せてくれる。 雨上がりの水たまりに浮かんでいるのは、クスノキの花 そして、こちらはアリが集めてせっせと巣穴に持ち帰ろうとしている …

通勤の道のこと

夏は夜明けが早い。 今日は、恵那山がよく見えるひは、つい挨拶をしてしまう。 名古屋の中心部から北を眺めていると、濃霧に包まれたり、入道雲が沸き上がったりと、山裾と平地で雲の様子が全く違うことに驚くことが多い。 ゆっくりとすごした三連休 一日だ…

夏風邪のこと

先週末から、夏風邪をひいてゆっくりとしている。 2週連続で家でゆっくりするのは久しぶりかもしれないが、 まあ、ちょっとはゆっくりしなさいよと神様が言っているのかな。 季節の変化は、都会の中にいるとゆっくりと感じるが、 野山に出てみると、驚くほ…

ありがとうございました

季節が変わる頃、いろいろと気にかけてくれていた大切は人が旅立った。 残された相方の気持ちを思い、そっと寄り添う。 寄り添えたかな。 どうだったのだろう。 お日様に向かって、ひとつの魂が空に昇る。 見知らぬ土地に来て出会い、骨をうずめ地に帰る。 …

ボラの稚魚に埋め尽くられた運河の事

通勤の道は、名古屋城へと続く運河沿いの道を歩いているある日 湖面が異様に騒めいている感じを受けて目を向けると、見たこともない魚の群れが集まっていた。 調べてみると、ボラの稚魚らしい。 原因は不明だが、海から10km以上もあるここまで遡上してき…

いただきます

食事の前に手を合わせて「いただきます」 命を頂く祈りをことはむ「いただきます」という言葉を唱える国は珍しいという。 海の向こうの国での食事の前の祈りは、頂く食べ物にではなく、神や周りの人へいまから食べますよといった意味の声かけが多いと伝えて…

空に感謝するとき

今週のお題「ビフォーアフター」 何かを始める前、始めた後 何かを始めようと思うことは、新たな気持ちになりワクワクする。 一つ一つを忘れないうちに手帳に書き留める 他愛もないこと、出来るとも思えないこと。 いろいろな思いが日々浮かんでは消えていく…

こんな町に住んでみたい

時間を見つけて京都の南、藤ノ森界隈の路地に迷い込んでみた。 知らない土地に吸い込まれるように、感覚に任せて路地を歩く。 追い越したおばあさんが入っていった方を見ると、お正月を迎える飾りつけの葉ボタンや、野菜を分けているようでした。 ふと見ると…

初冬の野山

ああ、八つ手の花が咲き始めた。 冬の訪れととともに、咲く花がある。 小さな花に、ハエやハチが群がっている。 暖かくいろんな花が咲いているときは競争が激しく 目もくれない冬の花たちは、花の数が少なくなる時期だからのメリットもあるのかもしれない。 …

想いを記録すると

今週のお題「日記の書き方」 日記とはなんだろう。 漢字をばらすと日々の記録となるのかな。 最近では、Life trackerとかいい自動的に行動を記録してくれるツールとかも あるけれど、あのようなツール類は日記とは言わないのではないだろうか。 日記といのは…

一人旅のこと

旅のだいご味は一人旅か、それとも友と行くべきか。 そんなことを昔語り合ったことがあるのを思い出した。 一人旅だと、その時々の出会いを楽しめ その土地を深く知ることが出来る。 そして、なにより自由がある。 友と行く度は、楽しみを共有することが出来…

小原の四季桜

里に入るカーブを曲がると辺りが急に明るくなった。 桜だ。 霜が降り、初雪の便りがあちこちから聞こえ始める季節に桜が咲いている。 時計の針が早まったのか、とても不思議な空間が桜の周りに漂っており その気配を感じるのか、谷にコジュケイの鳴き声がこ…

早めのチェック

山頂からの西側急斜面は風が強いのか、木々の葉はすでにほとんど落ちていた。 こちらの道は、メジャールートではないようで、時々道が不明瞭になり GPSを確認しながら注意して進む。 事前に地図を確認し、地形を想像して頭に入れておき おかしいと思うところ…

明け六つ

日の出とともに、ハンターのセルを回す。 心地よい振動が始まる。 明治の頃、新暦に変わって暗いうちに起きるのになかなか慣れなかったと聞く。 その昔は、日の出を「明け六つ」とよび、日の出に合わせて時を変えていたという。 ■明け六つ 日の出から日の入…

子守歌を聞きながら

季節の移り変わりの美しさの中で、 小さな生き物たちの命が終わる。 ちょっとした偶然 そしてもって生まれたであろう運 世代をつなぐ役割を果たし、命はつなげたのか。 誰かに守られて、導かれたのか。 この場所のどこかに いまは、ぐっすりと眠りについてい…

残り香

つい一昔前まで、人と祈りはとても身近だったが いつの頃からか、ひとつ、またひとつと何かが忘れ去れていった。 崩れかけた階段が伸び、空の向こうに鳥居が見える。 あの向こうはどうなっているのだろう。 自然に飲み込まれ、波打った石段を登ってみる。 ま…

藁ぶきの家

ごめんください。 誰かいますか。 ごめんください。 何処から現れたのか、植物園の中に忽然と巨大な藁ぶき屋根の家が現れた。 懐かしいな。 子供のころ譲り受けた、畑の家は藁ぶき屋根の農家の家だった。 田植えや稲刈りの時に、家族総出で泊まり込んだ藁ぶ…

東山動植物園

小さなころ、動物学者に憧れていた。 大草原、大湿原、大海原で生き生きと暮らす様々な動物たちを身近に見てみたかった。 以前から、一度訪れてみようと思っていた東山動植物園 大型台風が駆け巡る3連休に訪ねてみることにした。 東山動植物園は、動物園と…

夏休みの一日のこと

雲沸き毎日夕立が訪れしばしの涼をもたらしてくれる。 今年の夏休みは、試験勉強なんだ。 久しぶりの仲間と集まってそうつたえると、 なんか、いつあっても試験って言ってない?って。。 要領の悪い私はコツコツと人一倍の準備をしないと心配性 せっかく受験…

大河交わる場所のこと

名古屋から大阪へと向かう道 今週も、日の出とともに大阪へと向かい始めた。 右側の手前に見えるのが養老山地 その向こうに見えるのが鈴鹿の山々 ここは、3本の一級河川(木曽川、長良川、揖斐川)が合わさる場所 一級河川が並行して合わさる場所って、日本…

名阪の道

海の向こうへ就職が決まった娘に会いに、西へ西へとハンターを転がす。 何度も通った道は、大分と走りなれてきた。 石榑トンネルを抜け、人気のない河原でカジカの声を聞きながら読書を楽しむ。 日野に入ると田畑がお日様に輝く景色が続く。 琵琶湖のほとり…

香りの声

滋養の雫を掌いっぱいに受けとめて大地潤う 雨上がりの匂いがする。 世界は匂いの世界で満ちていて、 匂いの言葉で話をしているという。 様々な香りの言葉に気づくと、 今まで気づかなかったことに気づくことが出来る。 音では気づかなかった事柄を感じるこ…

案山子さん

案山子さん案山子さん 今日も見守りご苦労さま 細い通り道に案山子さんたちと、村の人は仲良く暮らしている いつも通ると、分かってはいるんだけどつい、顔ほころんみ笑顔になり アクセルも緩やかになる。 今日も一生懸命ご苦労様 ねえお母さん ちょっと一休…

紫陽花

曇り空には紫陽花が似合う。 いつも晴ればかりではないよね。 求めない。 求めないと、いろいろ変わってくる。 求められると、うれしいこともあるけれど、 対価を求められると、つらくなる。 変えることが出来るのは、自分だけ。 どちらを選ぶ?

花あふれる

自己流で身に着けていたCAD操作を、体系立てて習うチャンスをもらったので、年明けから集中で学びを続けている。 思えば社会人になっても毎年何らかの資格や勉強を続けてきている。 やりたいと言えばドンと何十万という費用であっても出してくれるありがたい…