のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春の祈りを捧げるカタクリ

雨上がり、半円の月が綺麗に顔を出し、辺り一面春の匂いが漂い始めた週末 私市植物園から「カタクリが咲き始めました」と便りが届き、覗いてみることにしました。 植物園への通じる道端は、競い合うように野花が顔を出し始めています。 本当にこの時期の植物…

小さな競争

■雨上がりの早朝の川原散歩 小さな陽だまり。 沢山の春草が茂り、どんどん生存競争が激しくなってきているように思えます。 少しでも子孫を沢山残そうと、青空に向かって精一杯伸びていこうとしています。 どんどん大きくなあれ。 ジャックと豆の木のように…

雨上がりの夕暮れ

醍醐寺で本当の美とは何だろうということを考えながら帰ってきた山里は、 雨が止んだ空の雲と陽の光が静かな音楽を奏で始めていました。 土手の椿は夕暮の空と、お互いに美しさを競い合い、一瞬の儚い美しさを見せてくれます。 早春の花たちの季節も、もうす…

醍醐寺散歩

縁あって、二回目の参加となる「世界遺産劇場」。 今回は、京都「醍醐寺」での開催でとなりました。 ■下醍醐 初日は平日ということもあり、終業式を終えた元気な小学生が駆け抜ける、飾らない普段着の境内を見ることができました。 花の名所でもある、醍醐寺…

梅里私市

私市村に住み着いて十数年、改めて見つめてみると、あちこちのお家の庭や、畑の片隅に梅が咲いていることに 改めて気付きました。 ■旧家 農村地帯であった村には、白壁で守られた旧家が数多く残っており、梅の木が植えられているお庭も多いようです。 お祭り…

流れる時と共に生きる、交野山「石仏の道」

霜が降り、畑のバケツには薄っすらと氷が張るほど冷え込んだ春分の日の朝。 神宮寺村のぶどう畑を抜け、朝日の輝く竹林の先は、石仏の道と呼ばれ、はるか室町時代から人々の祈り場として、脈々と受け継がれてきた祈りの道です。 朝日の中、はるか昔の想いに…

ルーペを持って出かけると

春分の日の午後、私市植物園にお弁当持って、草の上に寝転がり、本読んだり、ルーペでにらめっこしながらの梅 見を楽しんできました。 「ルーペ」それはミクロの世界へと僕達を誘ってくれる。コンデジにルーペをかざすとミクロの世界が現れびっくり(^_^;) 楽…

梅図鑑

私市植物園の梅園には、さすが研究施設だけあり、様々な品種の梅が育てられています。 少し遠くから淡い景色を楽しむのも素敵ですが、梅の海に潜り込んで見ることにしました。 はっと、気がつくと、誰もいない梅花い囲まれ、梅の世界に迷い込んでしまったよ…

春雨のくろんど(谷)・・・美しい地衣類

きのこの階段を一歩一歩降りて谷に下ると、そこは美しい地衣類の世界が広がっていました。 森の草木達が集めた雨粒は、小さな苔に受け渡され 沢山の命が生まれようとしていました。 生まれたての赤ちゃんは、キラキラと輝いていてとても可愛い。 しかし、よ…

春雨のくろんど(尾根)

週末の雨のくろんど。 尺治川の道沿。鳥達の食べ残しの南天が雨水に光り 馬酔木の花が満開の季節を迎えていました。 林縁の暗がりに花火がパチパチとはじけたような、白い光の筋が目に入ってきた。 面白い花が咲いている。図鑑で調べてみると「ヒメカンスゲ…

夢散歩(大阪城梅林)

梅の花。私は、近くで見るより遠くから見るのが好きです。 薄く一面に靄がかかったような、緩やかな色彩。 はるか太閤様の昔から 現代まで、毎年人々を夢の世界に連れていってくれます。 一瞬の儚い夢の中に。

春野の花火

土佐の牧野植物園を見て、家の近くの私市(きさいち)植物園に行きたくなりました。 この植物園は、大阪市立大学の研究用植物園で、派手さは無いが、来園者もまばら!?で落ち着いた散策が出来る静かな場所です。 すがすがしい青空のなか、伸びやかに見頃の…

春の頂き物

このところ週末の雨や出張散歩で、ジャガイモの植え付けが遅れていましたが、久しぶりに朝から快晴。 畑に出かけると、2週間足らずですっかり春の様相に様変わり。 春の畑は生き生きとした生命力に満ちていました。 ホトケノザ 最近では、レンゲソウを植え…

土佐街道(R195)

■ほっとする道 新たなの出会いの地からの帰路は、高知〜徳島を結ぶ早春の土佐街道を選びました。 野焼きの煙がたなびく、小春日和の山里の景色はどこかほっとする佇まいを見せてくれる。 こんな景色が見たくてこの道を選びました。 時折見せるダム湖の湖面に…

高知城早朝散歩

南国土佐は、非常に雨が多く天候がめまぐるしく変化するとのこと。 朝食前の一時、高知城の散策に出かけてみました。 城内では、体操をされている方々がチラホラいらっしゃいます。 早朝体操気持ちよさそう! 朝焼けの中、大手門をくぐり、ゆっくり、ゆっく…

啓蟄の土佐(牧野植物園)

■啓蟄 「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」『暦便覧』 柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ 二十四節気の第3、啓蟄の日。 雨は朝方まで降り続き、予定していた裏山散歩+山飯は、残念ながら次回のお楽しみ! 土佐の仲間達が子…

素晴らしき土佐のおきゃく

今回の出張散歩の最大の楽しみは、数年前から愛読しているブログ「猿板」の黒子衆に出会うこと。 そこは、体験したことの無い「土佐のおきゃく」の世界でした。はじめまして!の一言で、昔からの友人のように笑顔で迎えてくれた、 本当に、朝から晩まで土佐…

早春の奥山

雨霧の中、高知自動車道の中を、一路土佐へと下っていく。 山中に入るとあまりにも雨霧が綺麗なので、大豊で途中下車。 この地は、若き頃、良く訪れた、定福寺がある里。 いまの季節、そこは、早春の可憐な花が咲き乱れる山里でした。 細い山道を登りきると…

讃岐のろくべいさん

今回の出張散歩は、若かりし頃、鉄馬(HONDA XLR250R)に乗り、駆け巡った国の一つ、四国に行けるチャンスがめぐってきました。 そこは、気になるブロガー達がいる国として、ここ数年強く意識するようになっている国であり、今回、そのブロガーさん達にお会い…