のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

はじめて遊山「時の流れをみつめること」

春は里から山頂に、秋は山頂から里へと、行ったり来たり。 季節は下から上に、日一日と這い上がる。100m上がれば一日過去を見てる。 ここで見た光景は、もう少し上で同じ景色が見れるんだ。 山を歩くようになって、次々と変化する、季節を感じる楽しさを…

はじめて遊山「はじめの一歩」

今度の週末、バイト入れてないよ。どっかいこうよと、娘からのお誘い。河童さん、急ですが娘と二人も大丈夫ですか?そんなやりとりから、娘のはじめの一歩は四国「剣山」と決まりました。 ちゃんと登れるかな。なんだか心配そうな事をいっているが、私たちの…

いつもの道

久しぶりに家に帰った週末。駅から家までの道を歩く。十字花が咲き始めていた。 道沿いの石垣の間にはカタバミのかわいらしい花が風に揺れる。 竹を切った垣根には、小さなベニカミキリが群れていた。 都会の片隅に残った棚田では田植え前の水を引くために蓮…

どこがいいかな

気軽にのんびり寛ぎたいなと、新神戸駅からのルートを探してみた。ゆるりと出来る、お気に入りの場所を探してみたい。この前、歩いた渓谷沿いに良い場所があったな。あそこに行ってみようかな。 紅葉の新緑が鮮やかに日に光る。 気温はぐんぐんと上がり、初…

巨石の森

人は巨石に神を感じる。交野の山には、神としてたたえられている大岩が点在する。獅子窟寺下のこの大岩も洞内に祠がある。 この上側を少し上ると、谷を見渡す大岩が姿を現します。 大岩の下には観音様が今日もほほえんで迎えてくれた。ウラジロノの隙間を抜…

春の裏山

衣替えやら、庭の掃除などすませたGWの後半そろそろ、顔を出しているかなとお弁当をリュックに詰めて裏山に出かけてみた。あ、ことしもちゃんと顔を出していたね。 ウラシマソウとギンリョウソウと出会えるのは毎年のお楽しみ。ギンリョウソウはイノシシに地…

武奈ヶ岳「愛おしい時間」

山を歩く楽しみ。あの曲がり角の向こうには、どんな景色が待っているのだろう。どんなわくわくが待っているのか、本当にわくわくする。 小さなころから、外で寝るのが好きだった。家の庭にテントを張ったり、トラックの荷台のほろの中で夜を過ごしたり。廃屋…

武奈ヶ岳「花の道」

春の山道は名もない草花たちでいっぱい。鳥は囀り、音楽を奏でる。 柔らかな木漏れ日を浴びて衣をほころばせる若芽が初々しい。はらり、はらりと、冬のコートが宙に舞います。 以前出会った場所で、イカリソウも待っていてくれていた。ありがとう。また出会…

武奈ヶ岳「命感じる場所」

知らないことは身の回りにたくさんあることに気づくととても楽しい。春の山に初めて上ったとき。美しい変化が起こっていることに素直に驚いた。今まで知らずに生きていたことが残念に思えた。 そして花は、1週間違えば出会うことができないことも多い。季節…

武奈ヶ岳「春が来た」

今年のGWの始まりは、寒気の影響で肌寒く標高の高い山からは雪の便りも聞かれる中久しぶりにテントを持って武奈ヶ岳に出かけることにした。比良駅に降り立ち、田植えの始まった田園の中を正面谷向かう途中にある、樹下(じゅした)神社では、春の大祭の準備…

六甲「楽しい山歩き」

山域の歴史を知ることも、山歩きの楽しみ。六甲は、明治時代には、ほとんどが禿山だったという。 水害防止のため、最初に松が植えられ、徐々に植物遷移が進み現在はコナラなどの広葉樹が多くなってきたとのこと。あちこちの看板や、書籍などを見て訪れるとま…