のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

狐の嫁入り

夏休み後半 広島から名古屋への帰り道は、のんびりと3泊の行程を組んでみた。 ざっくりと次の日の計画を前の日に練りながら次の宿を探してみる。 昔もこんな感じで全国を回ったことを思い出す。 これはまたまた面白い、 阿も吽もどちらも口を開けていらっし…

尾を上げて

広島に住んでいる頃は全く気が付かなかったが 中国地方界隈の狛犬さんはとても独特な形をしている。 今にも動き出しそうに獅子は舞っている。 ※岡山県新見市千屋実「千屋神社」 尾を高く上げ、人を威嚇し今にも襲ってきそうな姿をしている。 故郷の祭りでも…

盆踊り

交通量の多い一桁国道から海沿いの道へ避けて走ると 瀬戸内の穏やかで優しい海が広がる。 子供のころは、この海がこんなに優しい海だとは感じなかった。 素朴で、愛らしい。 そんな狛犬さんがいる場所でもあった。 よう来たね。 おかえり。 なんとなく、そう…

お手する狛犬さん

大阪から広島へ、いつもは交通量の少ない中国道沿いを のんびりと走るのが好きなのですが、今回は台風の予報もあり 1日で走りきる必要があり、山陽道沿いを行くことにしました。 そろそろ休憩をしてみようかな。 そう思ったころ、なんとなく雰囲気のある神…

優しい笑顔

狛犬さんが、それぞれとても表情豊かなことを知ってから なんとなく気になる神社が目についたら立ち寄って見るようにしている。 そんな時、こまめに立ち寄れるハンターカブはとても便利な足になる。 夏、沿道の狛犬さんを訪ねる狛犬ツーリングを行いながら …

続く道

天井から谷に下ると、周りはまた雲の中に入り始めた。 段々と視界が薄れてくる。 地図には「迷」マークがある。 確かに、霧に閉ざされると方向感覚を失い迷いやすいと思われる。 こういった道では注意が必要で、分岐毎に進行方向と現在位置をこまめに確認し…

大汝峰から

空が開けた。 大汝峰山頂に出ると、目の前に剣ケ峰、そして御前峰が大きくその姿を現した。 やはり足を延ばしたかいがあった。 雲も抜け、すっきりと空が広がる。 タイミング的にも申し分がない。 しばらく、この景色を堪能することにしよう。 荷を下ろし、…

空へ出る

小腹が腹すいてきたな。 ちょっと一休みして小腹を満たしていこう。 大量のアルファ米を入手したので、色々試してみているが、 今は、乾燥野菜+混ぜるシリーズが歯ごたえ、味ともにお気に入り。 一気に食べるのではなく、行動食代わりに少しづつ休憩の時に…

西の巻き道

おはようございます。 まだ人の少ない時間帯、それぞれの楽しみで遊ぶ。 晴れてきた。 振り上げ見れば気持ちの良い青空が広がる。 真正面に大汝峰がまじかに見え始めると、ハイマツの道が奥へとつながる。 さて、どちらに行こうか。 西側を巻いて北側から登…

光と風と大地

雲が開き阿弥陀様が、天から降りていらっしゃった。 弥陀ヶ原はそんな幻想的な風景がまっていた。 雲の向こうは青い青い空が広がっている。 だけどまたすぐに青い空は乳白色に染まっていく。 水彩絵の具の筆を水の中に入れてかき混ぜたよう。 弥陀ヶ原からし…

雲の中のエコーライン

南竜より東の空を望むとほのかに明るくなり始めた。 朝5時、雲の中にあっても、夜は開ける。 夜明けとともにテント場を後にする。 昨日下ってきた室堂への登り返す。 室堂への道は4本の道がある。 今回はエコーラインと名付けられた花の道を行くことにした…

南竜ヶ馬場の野営場

大量にもらったアルファ米がまだまだあり、お湯を沸かすのがメインなので 最近はコンパクトになるウィスパースーパーライトの出番が多い。 あ! ライターがない。 小物を入れた道具入れをひとつザックに入れ忘れていた。 ということは、箸やヘッドライトも忘…

南竜へ下る道

今夜のテン場へは、室堂から南へ一時間少々下っていく。 丁度、大倉山からここに登ってきたのと同じくらいの道のりです。 歩を進める稜線から東を眺めると、谷を挟んで大倉山の尾根が続く。 しばらく行くと、谷底に小屋とテントがちらほらと見え始めた。 南…

室堂平

御前峰がすぐそこに見え始めた。 「室堂」と「展望歩道」の分岐は近い。 もう一息、一服していこう。 ハイマツの通りを抜けると、雪渓が見え始めるとともに 赤とんぼが増え始めた。 夏は高山に登り秋とともに里に下ると聞く。 赤とんぼも涼しいところが好き…

大倉尾根のお花畑

大倉山の避難小屋を過ぎると、次々と花が現れ始める。 やはり、進んでいてとても楽しい花の山だね。 春の花は実を結び 夏の花は花開く 高度差により季節の端境期がほぼないといってよい 春夏秋冬 四季折々にめくるめく そんなところです。 #ハリブキ #キヌ…

夏のお花見へいく

金曜日の夜か、土曜日の朝か 出発のタイミングを悩んだ週末 山域に入っていくと、路面の状態が夜半に雨が降ったことを示していた。 朝出て正解だったかな。 風邪をこじらしたり、所用で3週間ぶりの遊山の週末は 月ごとに通っている白山を目指した。 岐阜側…

思い出箱

田舎の押し入れにほこりをかぶった箱があった ふたに「おもいで箱」と書かれている。 何だろうと開けてみたら思い出が詰まっていた。 そっと開けて母の思いを感じる箱 ランキング参加中短文エッセイ

太鼓の音に導かれ

あちこち走っていると、たまに地域のお祭りに出会うことがある。 そうした時は出来るだけ立ち寄って見ていくことにしています。 お祭りは、神様に感謝を表すほかに、地域の繋がりを確認する場でも あるのだと思います。 詔を唱え 気持ちを新たに結び直す。 …