金曜日の夜か、土曜日の朝か
出発のタイミングを悩んだ週末
山域に入っていくと、路面の状態が夜半に雨が降ったことを示していた。
朝出て正解だったかな。
風邪をこじらしたり、所用で3週間ぶりの遊山の週末は
月ごとに通っている白山を目指した。
岐阜側の平瀬から取り付き、室堂経由で南竜に下りテント泊
翌朝山頂周辺を巡る計画を頭の中で組み立てた。
まあ、天気次第ですが。
何度目かの道は、不思議なことに感覚的に距離が近くなった気がする。
あそこまでこの急な登りが続くなとか
あそこに今景色、こんな花が咲いていたとか
そんなことを思うからか。
空は夏
この季節午後の雷の発生が怖いので、
雲の動きを注意しながら進みますが、幸い今日は大丈夫そう。
そういえば、去年は室堂までの途中の大倉山の避難小屋に
ゆるりと滞在したな。
室堂までの中間地点に位置する大倉山の避難小屋は、老朽化が厳しく
登山口の張り紙では利用しないようにとの注意書きが書いてあった。
山頂側の壁面の朽ちが去年よりも少し広がったか。
覗いてみると、中はきれいな状態を保たれていました。
稜線に出ると谷から吹き上げる風が心地よい。
時々小休憩をはさみながらゆっくりと歩を進める。
そしてそろそろ、夏の花がちらほらと顔を出し始めた。
今年も会えたね。
不思議な魅力を持った場所
こんな場所に。
初めて出会った時の驚きはまだ覚えている。
さあ、花の遊山の始まりです。