初秋の三連休を連続して台風がやってきた。
天気予報とにらめっこ。
夜明けとともに雨が上がった国道19号を北へ北へと走りだした。
目指すは開田高原
山頂に避難小屋やテントを張れる場所がない御嶽山だけれど、五の池小屋に空きが出たようで、電話すると予約することが出来た。
登山口に到着したのは10時頃だが、駐車されている車はかった。
御嶽山に向かう道は、北南がメジャーだけれど、私はひっそりとした「開田道」がお気に入り。
宿を予約した時も、だいぶ時間がかかると思いますが大丈夫ですかと確認があったロングコースで、1日に全く人と出会わないことも多い。
そんな道は、手つかずの森が楽しめる場所
神の存在を強く感じることが出来る森だと思っている。
今日は山上で宿もある。
思いっきりゆっくりと歩くことにしよう。
いつも以上にペースを落とし森の空気をいっぱいに胸に吸い込む。
奥へ分け入るほどに、森の匂いが濃くなり
人の気配が薄くなっていく
それが開田の道