のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

春の御嶽開田道 静かな苔むす森

初めて訪れたときは、温泉「やまゆり荘」を目指していけばよかったのだけれど、あっちへ行ったりこっちへ行ったりと、この登山口が分からず苦労したな。

名古屋からカブで4時間

車のように車中泊が簡単にできない。

金曜日の夜出発して、何度かテントを張ったけど、夕方名古屋を出るとそれなりに車が走っているのであまり気持ちよく走れない。

今回は早朝出発としてみた。

だけど夏は夜明けの森を歩く方が絶対気持ちがいいし、やっぱり前日移動がいいかな。

帰りに、仮眠によさそうな場所を物色しておくことにしよう。

さあ、出発だ。

開田の道は、5つある御嶽への主要登山道で一番長く標高差がもあるため、

ほとんど人が訪れない静かな道

だからこそ、静かな森歩きが楽しめる素敵な道

標高1495mから登り始め尾根に出るmあたりまでは、9500年ほど前に起きた溶岩流のあとを苔が覆いかくし、次第に森になっていった。

あとで調べてみると、岩の間にはヒカリゴケも生えているらしい。

次回は岩の間も覗いてみよう。

まだ、岩の隙間にはところどころ残雪が残る森は、冬の眠りから覚めたばかり。

あちこちにイチヨウランが咲き始めていました。

エイレンソウの花は、白山で出会ったエイレンソウと違って、なんだか白いなと思って、図鑑で見てみるとシロバナエイレンソウとのこと。

山域が違うと、植物も少しづつ違う。

だからまた面白い。

御嶽の山頂近くはまだ雪が残りアイゼンがいるようだし、今日はのんびりと森を楽しむことにしよう。