のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

冬季閉鎖前の白山平瀬道:いい感じ

11/3文化の日から代休を2日入れて秋の5連休を計画した。

どこに行こうかなと、天気の様子と紅葉の様子をにらめっこ。

ふと道路の閉鎖予定を確認すると、白山公園線が11/5でクローズ予定とあった。

春に訪れたときにまだクローズ中であり、歩いてみたかった白山平瀬道へのアクセスの道。よし白山にしようと、再訪を決めた。

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北陸地方は、高気圧に覆われおおむね晴れがだ、寒気の影響で時折雷雨を伴った雨が降る予想。

平瀬道が地数くころ雲行きが怪しくなり、雨具を着るほどではないがパラパラと雨粒が落ち始めた。

空を気にしながら、国道から白山公園線への道に入っていく。

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夕暮れ時

白山公園線の最奥にある、白水湖にたどり着くと空も明け始めた。

夏に別山から眺めた白水湖

こんどは、ここから登ることになる。

どんな道が待っているのか楽しみです。

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最終日前日ですでに辺りはクローズ状態

近くにテントを張り一夜を明かすことにし、早々に寝袋に潜り込む。

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秋の訪れとともに、夜が明けても囀る鳥の声が聞こえないんだ。

ちょっと寂しい日の出とともに、日の出とともに寝床を畳んだ。

しかし、日の出も本当に遅くなったものです。

秋は、日の出が遅く日の入りも早い。

行動時間は短いので大切にしないといけないと心にとめる。

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暗がりの中を歩くのはあまり好きではない。

森の生き物や植物の輝きを感じることが出来る朝日とともに行動するのが好き。

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精いっぱい生きてきた森は、子孫を残すための最後の一滴を生み出そうと最後の輝きを放っていた。

山全体が輝いている。

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そんなところで日向ぼっこしていたら、踏まれちゃうよ。

ちょんちょんとつついてみたが、どうも動きたくないよう。

まあ、この道はほとんど人が通らないようなので大丈夫か。

(この日は5人ほどだったようです)

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平瀬道って、なんかいい。

途中水場がなく、室堂までの距離も長いため利用する人が少ないというが、ブナ、ダケカンバ、ミズナラと多くの森が残されており、それでいて静か。

登山道わきにも多くの植物の名残が残る。

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振り返れば白水湖に、御嶽、乗鞍、北アルプスの山々が徐々に見えてくる。

左には別山、右手前方には御前峰

右後方には、奥三方岳に三方崩山と山々に囲まれて、高度を上げていくにつれ、その移り変わりを楽しむことが出来る。

北アルプス        乗鞍             御嶽山

 ↓            ↓               ↓

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御前峰

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別山

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この道いいな。

歩き始めて二時間ほどたつごろ、中間地点の大倉山避難小屋が見えること、足元にはちらほらと、シモバシラが見え始めてきた

ちょっと一服していこうかな。

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