のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

旅の思い出

汽車に乗って知らない街を通りすぎるとき。 そこに暮らす日とのことを思う。 どんな人が暮らしているんだろうな。 窓から見る景色は、走馬灯のように流れさる。 ガタン・ゴトン ガタン・ゴトン 心地よい音とともに、流れていく。 降り立った海岸で、素敵な石…

幸せな気分を過ごせる日

見ようとしなければ、目に入ってこないだろうなんだかホッとする者たちが好き。 空から飛んできた種が一つ。 小さな小さな種から芽が出て、膨らんで。 小さな花となる。 どこかららか、ころころ転がってきて、レンガの片隅にポロリと入り込んだ一粒の種から…

ががんぼはツバブキがお好き

薄暗い林の中に、ツワブキの花が咲いていた。 近づいてよく見ると、ガガンボが密を吸っていた。 さらによく見ると あっちの花にも、こっちの花にも ががんぼが密を吸っていた。

窓から見える近くの山のこと

今暮らすのは濃尾平野のど真ん中で山までだいぶと遠い。 ふらりと訪れる裏山てきな場所を少しづつ探したいなと、窓から見える小高い山の方面を散策してみた。 愛知北部、岐阜との県境に接する道樹山・大谷山・弥勒山は標高400m少しで、ふもとには、植物…

ダイモンジソウ

おさるさんの手型、足型 ちっちゃいね。 小指の先ぐらいの大きさです。 指は長く、親指のところが大きく開いている。 見上げると、「ダイモンジソウ」が青空に大きく背伸びをしていた。 おさるさんも、この花を見にきたのかな。 ◆ダイモンジソウ ユキノシタ…

思い返す道

エンジンをかけ、川沿いの堤防へと駆け上がると、東の空が朱色に染まっていた。 ツーリングの朝はいつもこんな感じだった。 ならし運転の500km12月初めにはまた、試験が待っているので、早めにならしを終えておきたい。名古屋からは四方にみ道が伸び…

新しい相棒のこと

祖父はオートバイが好きだった。几帳面な性格で、オートバイはいつもお日様照らされ輝いていた。 大きくなり、あちこち放浪の旅がしたくなったとき、オートバイが相棒となった。どこまでもどこまでも行ける気がした。壁に貼った日本地図を眺めながら、次はど…

行ったり来たり

おいしいご馳走をいただいた後、酔醒ましに夜の街を散歩した。誰もいない。 石畳の道の向こうは、どこかにつながるタイムトンネル。 角を曲がると、もしかして、あの人がいるのでは。 薄暗い街並みはなにか不思議なことがおこりそうな予感がする。 今と昔を…

金沢食べ歩き

今回の出張は、月曜朝からの打ち合わせのため、前日の日曜日移動 せっかくなので、食べ歩いてみようかな。 ホテルに荷物を預ける前に、駅前近くの近江市場を覗いてみた。 忙しくなってきました? だいぶ戻って来ましたね。 商店街の一角におでん屋さんがあっ…

金沢散歩「西の茶屋街と寺院群」

男川と女川にはさまれた中洲に城が築かれ、両側の川向こうにそれぞれ茶屋街、寺社が集められた不思議な街割がされている。なぜなんだろうと調べてみると、勢力を誇った一向宗の監視強化のため、一向宗以外の寺院を特定地域に集めたからだという。 寺院って、…

第五十候「菊花開(きくのはなひらく)」金沢散歩

菊花開く季節を迎え、朝夕すこしづつ冷え込み里の秋も少しづつ深まっていく季節犀川沿いの神社の手水には、菊の花が浮かんでいた。前回訪れたときは、紫陽花の花だったな。ちょっとした心遣いが気持ちいい。こういう心のゆとりが大切にしたいと思う。 春から…

蟲虫培戸(むしかくれとをふさぐ)

日中の日差しはまだまだ厳しいが、朝はひやっと感じるほどになってきた。 バサバサバサ 何事かと頭上を見上げると、カワウの集団が通りすぎて行った。 カワウが渡りをするかどうかは知らないが、日本で子育てが終わった鳥達はそろそろ旅立ちの純美の頃かな。…

彼岸花

9月23日の誕生日の花 花言葉「再会」 彼岸の頃、ご先祖さまと出会う頃にきちんと咲いてくれる不思議な花。 根に毒を持ち、もぐら避けなどに畔に植えられたりした。 また、墓地に植えられたりして死人花と呼ばれたり、持ち帰ると家が家事になるとか、人が…

夜の花との素敵な出会いのこと

あれ、この花はもしかしてカラスウリの花じゃないかな。 暗闇の中、ひっそりと花開く美しくも妖艶な雰囲気を持つ花 冬枯れの林でオレンジ色に色づいた実をリースにも人気のつる植物 調べてみると、カラスウリだけどこちらは”キ”がつく”キカラスウリ”の花でし…

白粉花

道端に白粉花が元気に咲き続けている。 夕方に花開き、翌朝しぼんでいく一日花 ピンクや、黄色、紋入りなど色々な花が咲くという。 白粉花はなぜ、白粉花と呼ぶのかなと調べてみると、なんと、種の中身が白い粉になっているという。 実が黒く熟したら、割っ…

山小屋のこと

山小屋の苦労のこと のんびりと、山頂の一時を楽しめるのも、山小屋があるからこそ。 しかし、今年は、スタッフの方達は、コロナのおかげで大変ご苦労をされていた。 みんな同じ方角を向いて、席を一つづつあけて、時間帯を3つにわけての食事で、味気ないけ…

白山「大地の鼓動」

白山のこと、名前は前から聞いていたけれど、何となく知らなかった。 何となくということは知らないことと同じこと。 今回訪れてみて、いろいろと興味がわいて調べてみると、石川県のHPに「白山の自然史シリーズが多数アップされていた。 とても興味深い冊子…

白山「夢の花園」

ひらひらと舞っている小さなシジミチョウみたいなのは何チョウですか? お花畑で、網をもって、調査をしていた方に尋ねてみた。 ひらひらと飛んでいるチョウですね。 ベニヒカゲといって、高山帯に住むヒカゲチョウじゃないかな。 日が陰るとすっといなくな…

白山「ゆくすえ」

黄色い花のホトトギスが林縁できらりと光っていた。 世の中には様々な種があることを当たり前のように思っているけれど、 思えば不思議なこと。 いや、同じものが何千回も何万回も、いや永遠に続くことの方が奇跡なのか。 コンピュータの世界で、一つのビッ…

白山「めぐる時間」

太陽は大気を温め、空気に対流を起こす。 水を温め蒸発させ、雲を作り出す。 夜の間に冷やされた空気は地に下がり、雲海となる。 日が上り始めると、次第に大地と空気は温められ、次第に雲の海は消えていき 一旦、大気の中に吸収された水たちは、だんだんと…

黒部「花の道」

まだ残雪の残る高山は、遅い春を迎えていた。 次々と咲き誇る、草花に小さな小さな虫たちが忙しそうに集まっていた。 昼間の太陽に温められ、いっぱいに水分を含んだ空気が、よるの冷たい冷気に笹されて、地表で結露し朝露となり、小さな妖精たちは嬉しそう…

黒部「月夜の雷鳥沢」

今回は、出張に絡めてのパッキングを考え、必要最低限、そしてコンパクトを一番に考えてストックシェルターをチョイスし食材もシンプルなものを試してみた。 時と場合で装備を変える。 いろいろ試して、試行錯誤してみるのがまた楽しい。 簡単な夕食を終えた…

黒部「山の時間」

滑り込みで 弥陀ヶ原の最終バスに乗り込み、初めての立山「室堂」は、ひっそりと静まり返っていた。 冷たい湧き水でのどを潤し、今晩の宿に向かうことにする。 あたりを包む、しっとりと、そしてひんやりとした空気を大きく吸い込み。 大きな池には、凛々し…

黒部の湿原「弥陀ヶ原湿原」

雲を抜けると、湿地帯に入った。 ちょうど2000m前後の亜高山帯に位置する、高層湿原が広がる。 もう梅雨明けかな。 空の雲と、台地が同じ目線の台地には、夏を思わせる雲が沸き立ちはじめていた。 高地であるがゆえ、微生物の分解が進まず独特の植物が生…

黒部の森「森を抜ける」

標高が上がるにつれて、過去へさかのぼっているかのように、実を結んでいた草花が花開き始めてきた。 標高が高くなるにつれ、100m空に近づくにつれ、約0.6~0.7℃気温が下がっていくことが知られている。 立山駅が475m 美女平が977m そして…

黒部の森「感じること」

人は森に畏怖の念を感じていた。 確かに、なぜか森にはいると、ぞくぞくっと何かに見られているよに感じることがある。 なぜか、森にはいると五感が敏感になる。 風の音、木々が触れ合い、鳥が枝から枝に駆け回りながら近づいてくる。 かくれんぼしている虫…

黒部の森「美女平」ゆっくり歩くと

時折、ゴトゴトと聞こえてくる、ケーブルカーの音がたまに聞こえてくる中、歩き始めて1.5時間ほど、美女平駅のアナウンスが聞こえてきた。 次々に発着する、シャトルバスを横目にそのまま、「美女平遊歩コース」へと進む。 せっかく整備してあるエリアなの…

黒部の森「材木坂」

梅雨空を見上げながら今回もお預けかなと思っていたが、南の方から梅雨明けが報じられ初め、長引いた梅雨もとうとう終わりが近づいたようだ。 北陸地方は、富山、石川、福井と3県のうちどこかで雨が降っていたら梅雨明け宣言はでないと、ニュースで行ってい…

通勤の道「黒川用水」ルート

通勤の道の最短コースは、名古屋城のお堀へとつながる、黒川用水をたどる道 運河は桜並木で覆われ、都会の中にあって様々な生き物の匂いがする。 緑が濃くなり始めた木々の根本に、きらりと「ひこばえ」の葉が輝いていた。 いやー、これはきれいだな。 つい…

通勤の道「河原ルート」

通勤の道は、電車を避けて歩くようにしている。 その日の気分でコースを変えながら楽しい朝の散歩です。 春の花は枯れていき、夏の草がびっくりするほどのスピードで、ぐんぐんと伸びる、伸びる。 そして、小さな生き物たちとの出会いがまた楽しい。 久しぶ…