のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

夜の花との素敵な出会いのこと

あれ、この花はもしかしてカラスウリの花じゃないかな。 暗闇の中、ひっそりと花開く美しくも妖艶な雰囲気を持つ花 冬枯れの林でオレンジ色に色づいた実をリースにも人気のつる植物 調べてみると、カラスウリだけどこちらは”キ”がつく”キカラスウリ”の花でし…

白粉花

道端に白粉花が元気に咲き続けている。 夕方に花開き、翌朝しぼんでいく一日花 ピンクや、黄色、紋入りなど色々な花が咲くという。 白粉花はなぜ、白粉花と呼ぶのかなと調べてみると、なんと、種の中身が白い粉になっているという。 実が黒く熟したら、割っ…

山小屋のこと

山小屋の苦労のこと のんびりと、山頂の一時を楽しめるのも、山小屋があるからこそ。 しかし、今年は、スタッフの方達は、コロナのおかげで大変ご苦労をされていた。 みんな同じ方角を向いて、席を一つづつあけて、時間帯を3つにわけての食事で、味気ないけ…

白山「大地の鼓動」

白山のこと、名前は前から聞いていたけれど、何となく知らなかった。 何となくということは知らないことと同じこと。 今回訪れてみて、いろいろと興味がわいて調べてみると、石川県のHPに「白山の自然史シリーズが多数アップされていた。 とても興味深い冊子…

白山「夢の花園」

ひらひらと舞っている小さなシジミチョウみたいなのは何チョウですか? お花畑で、網をもって、調査をしていた方に尋ねてみた。 ひらひらと飛んでいるチョウですね。 ベニヒカゲといって、高山帯に住むヒカゲチョウじゃないかな。 日が陰るとすっといなくな…

白山「ゆくすえ」

黄色い花のホトトギスが林縁できらりと光っていた。 世の中には様々な種があることを当たり前のように思っているけれど、 思えば不思議なこと。 いや、同じものが何千回も何万回も、いや永遠に続くことの方が奇跡なのか。 コンピュータの世界で、一つのビッ…

白山「めぐる時間」

太陽は大気を温め、空気に対流を起こす。 水を温め蒸発させ、雲を作り出す。 夜の間に冷やされた空気は地に下がり、雲海となる。 日が上り始めると、次第に大地と空気は温められ、次第に雲の海は消えていき 一旦、大気の中に吸収された水たちは、だんだんと…

黒部「花の道」

まだ残雪の残る高山は、遅い春を迎えていた。 次々と咲き誇る、草花に小さな小さな虫たちが忙しそうに集まっていた。 昼間の太陽に温められ、いっぱいに水分を含んだ空気が、よるの冷たい冷気に笹されて、地表で結露し朝露となり、小さな妖精たちは嬉しそう…

黒部「月夜の雷鳥沢」

今回は、出張に絡めてのパッキングを考え、必要最低限、そしてコンパクトを一番に考えてストックシェルターをチョイスし食材もシンプルなものを試してみた。 時と場合で装備を変える。 いろいろ試して、試行錯誤してみるのがまた楽しい。 簡単な夕食を終えた…

黒部「山の時間」

滑り込みで 弥陀ヶ原の最終バスに乗り込み、初めての立山「室堂」は、ひっそりと静まり返っていた。 冷たい湧き水でのどを潤し、今晩の宿に向かうことにする。 あたりを包む、しっとりと、そしてひんやりとした空気を大きく吸い込み。 大きな池には、凛々し…

黒部の湿原「弥陀ヶ原湿原」

雲を抜けると、湿地帯に入った。 ちょうど2000m前後の亜高山帯に位置する、高層湿原が広がる。 もう梅雨明けかな。 空の雲と、台地が同じ目線の台地には、夏を思わせる雲が沸き立ちはじめていた。 高地であるがゆえ、微生物の分解が進まず独特の植物が生…

黒部の森「森を抜ける」

標高が上がるにつれて、過去へさかのぼっているかのように、実を結んでいた草花が花開き始めてきた。 標高が高くなるにつれ、100m空に近づくにつれ、約0.6~0.7℃気温が下がっていくことが知られている。 立山駅が475m 美女平が977m そして…

黒部の森「感じること」

人は森に畏怖の念を感じていた。 確かに、なぜか森にはいると、ぞくぞくっと何かに見られているよに感じることがある。 なぜか、森にはいると五感が敏感になる。 風の音、木々が触れ合い、鳥が枝から枝に駆け回りながら近づいてくる。 かくれんぼしている虫…

黒部の森「美女平」ゆっくり歩くと

時折、ゴトゴトと聞こえてくる、ケーブルカーの音がたまに聞こえてくる中、歩き始めて1.5時間ほど、美女平駅のアナウンスが聞こえてきた。 次々に発着する、シャトルバスを横目にそのまま、「美女平遊歩コース」へと進む。 せっかく整備してあるエリアなの…

黒部の森「材木坂」

梅雨空を見上げながら今回もお預けかなと思っていたが、南の方から梅雨明けが報じられ初め、長引いた梅雨もとうとう終わりが近づいたようだ。 北陸地方は、富山、石川、福井と3県のうちどこかで雨が降っていたら梅雨明け宣言はでないと、ニュースで行ってい…

通勤の道「黒川用水」ルート

通勤の道の最短コースは、名古屋城のお堀へとつながる、黒川用水をたどる道 運河は桜並木で覆われ、都会の中にあって様々な生き物の匂いがする。 緑が濃くなり始めた木々の根本に、きらりと「ひこばえ」の葉が輝いていた。 いやー、これはきれいだな。 つい…

通勤の道「河原ルート」

通勤の道は、電車を避けて歩くようにしている。 その日の気分でコースを変えながら楽しい朝の散歩です。 春の花は枯れていき、夏の草がびっくりするほどのスピードで、ぐんぐんと伸びる、伸びる。 そして、小さな生き物たちとの出会いがまた楽しい。 久しぶ…

加賀の旅「女川に沿って」

仕事が一段落した翌日、雨の合間を狙い、街の東側を散策してみることにした。 金沢の街は2つの川にはさまれていて、東側の浅野川は、別名「女側」と呼ばれている。 なんとなく、京都の鴨川と雰囲気が似て人と川が近い感じがする川でした。 ◆卵辰山(うたつ…

加賀の旅「懐かしい匂い」

季節は、七十二節気で数えるところの「半夏生」 夜半に振った雨もやみ、仕事までのひと時、翌朝は武家屋敷の匂いが漂う、「長町界隈」に繰り出した。 前夜、お邪魔した「みよし」さん とてもおいしい料理を頂いた。 ご馳走さまでした。 さて、タイムスリップ…

加賀の旅「お城の景色」

金沢城のなかは、大阪城や他のお城とも何だか違った雰囲気が漂っている。 それは工芸に力を入れた国だからかもしれない。 大切なものは、この大きな蔵の中でしまわれていたという。 後で知ったのですが、この建物は「三十軒長屋」というらしいが、通常通るこ…

加賀の旅「大事にしたいこと」

コロナの影響で、のびのびになっていた北陸への仕事のため、特急「しらさぎ」の1番列車で北陸に向かった。北陸に足を延ばすのは久しぶり。日本海側の匂いが楽しみだ。 仕事前の早朝、宿を出た交差点で周りを見回す。そうだな、お城のほうに行ってみようかな…

初夏の伊吹山「雲現る」

雲が出てきた。 地表から空に向かって100m上がると約1度、気温が下がるという。 今度温度計をもってきて、確かめてみようかな。 地が温まると、空気が動く。 空気が動くということは風が起こる。 山の斜面に沿って空気が昇ってくると、高度の上昇ととも…

初夏の伊吹山「花の山で虫たちと遊ぶ」

景色もいいし、心地よい風も吹く。 ちょっと一休みして、おにぎりでもぱくつこうかな。 おや! ウスバシロチョウじゃない。 ケシ科のエンゴサクなどを食草とし、日本海側の多雪地方の個体は体が黒く 太平洋側の低山地の個体は、白いという。 そろりそろりと…

初夏の伊吹山「山頂へ」

だいぶ登ってきたなー 下を見下ろろすと、多くの人が思い思いに登っていた。 正面登山道以外の道もそのうち楽しんでみたいな。 これはオドリコソウかな。 図鑑を片手に、楽しんでいる方と何気ない話をしながら、花を楽しんだり。 クサタチバナ テンナンショ…

初夏の伊吹山「それぞれが生きる大地のこと」

花の山 やっぱり、伊吹は花の山です。 お花畑だけでなく、道沿いにもたくさんの花が咲いている。 伊吹山は全山石灰岩でできているという。 その成り立ちは、2.5億年前にさかのぼり、赤道直下の海底で生まれ、長い年月をかけて移動し、いま自分の目の前に…

初夏の伊吹山「あれこれ思いながら歩く楽しみ」

伊吹山は、3合目と頂上付近にお花畑が広がっている。 頂上まで駐車場で行けるため、3合目のお花畑のほうがのんびりして散策には気持がよい。・ユウスゲ 昨夜の雨もやみ、山頂にかかった雲も取れ始めた。場合によってはこのたりでのんびりと昼寝して過ごす…

初夏の伊吹山「のんびりいこう」

伊吹山は花の山として有名 お花畑は3合目と山頂の2カ所に保護地区が整備されている。 さあ、天気も良好のんびりいこう 芋虫も気持ちよさそうに伸びをしているね。 ピョンと尖った尻尾は、スズメガの仲間かな。 草むらを覗き込むと、パタパタ。パタパタと白…

初夏の伊吹山「タイムマシン」

週末、降り続いた雨が止んだ梅雨の間の晴れ間の休日 初夏の伊吹山を訪れた。 朝一番のバスで登山口につき、ゆっくりと上り始める。 登山口あたりは、都会で半月~1月ほど前に見られた草花たちが今は盛りです。 山に通うと、春は時間を巻き戻し、秋は未来の…

里山の楽しみ

葦毛(いもう)湿原を離れ、道の脇に輝く命を愛でながら、再び稜線に向かってゆっくりと登り返していく。 何でもない姿が愛らしい。 なんでかなー 低山の里山は、昆虫たちも沢山いる命豊かな森の木や花の蜜を求めて、生き物が飛び回る。 虫取り網と籠をもっ…

葦毛(いもう)湿原

ササユリの尾根を外れ、葦毛(いもう)湿原に向かって下る道をたどる。 ◆葦毛湿原 多くの湿原は、植物の遺骸が堆積した厚い泥炭層で形成されるが、葦毛湿原は、水を通さないチャート(ブラタモリでよくでてくる言葉ですね!)の上に薄く積もった土壌に、弓張…