のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

せめぎ合う景色

酒蔵から見上げた崖を登っりつめると、飛騨川と大地がせめぎあって流れる景色が広がっていた。 面白いなあー 中部界隈を歩き始めて2年がたつ。 今まで気が付かなかった景色に気付く。 そして、かつて界隈を奪い合い、せめぎ合った戦国武将の痕跡が漂う地を…

大寒の鏡開き

大寒に入った週末、飛騨川沿いの納古山南側の川辺登山口前の駐車場につくと、目の前にある創業160年を迎える平和錦酒造さんで、丁度鏡開きの新酒まつりが開催されていました。 お兄ちゃん食べていき。 酒粕に醤油を炭火で縫ってあぶったもんだよ。 こんな食…

気ままな散歩旅

湖を離れ、東に向かう。 以前から一度見ておきたかった場所 凍った林を抜け、ススキが生い茂る丘を青空に向かって登っていく。 春に野焼きが行われる「鉄砲木の頭」と呼ばれるススキ原は、車でくれば30分ほどでその頂に出るお手軽な散歩コースだった。 こ…

朝霧立つ山中湖

日が昇ると、一斉に大気が動き始める。 湖面が沸き立ち、朝霧が舞う。 ぼぼぼぼぼ 漁に出かけるのか、漁船が沖へと出かけていく。 静かだった湖が騒がしくなっていく。 北岸の湖面にちょっとした半島があり、半島全体がキャンプ場になっていて 真っ白な霜が…

どんな風になりたいの?

特別お題「2023年にやりたいこと」 Hatenaのお題を覗いてみると、今年のやりたいことを書いてみてとある。 今年は手帳にやりたいことを書いてみることにした。 なるべくたくさん書いてみることにした。 自分が何に興味を持っているのか、本当にやりたいこと…

富士染まる「湖畔の夜明け」

天候 晴れ! 年が始まって最初の三連休 日本列島は4つの低気圧に囲まれたが、その中心に位置する富士山周辺は晴天に恵まれた。 Have a Nice Day 朝六時、同室に迷惑をかけないよう、静かに宿を出た。 世界各国を旅したというオーナーが営むゲストハウス「村…

山の中の湖

富士山に一番近い湖に来た。 山の中にぽっかりと大きな水をたたえる「山中湖」は、静かに波打っていた。 冬になると北国から越冬のため飛来してくるという白鳥、人なれしているようで 近くで毛づくろいをはじめた。 水をはじくフワフワの羽毛はとても暖かそ…

年初めの旅のこと

朝一番のバスに乗って旅に出た。 峠のバス停で、降りたのは一人だけ。 地図を見て、時刻表を眺めて、あとは行ってみて。 そう。 一歩、飛び出すことから旅は始まる。 この道はどこに行く。 まっさらな白い道が新年初歩きの道を案内してくれる。 大涌谷から噴…

コロッケ

ただいま。 暖簾をくぐると、一瞬で時が巻き戻る。 築100年弱のちょっと傾いた家だけど、大工だった父があちこち手を入れていた。 そして、小さな私は手伝いがしたくて仕方がなかったのを思い出す。 この玄関も、昔は広い土間だった。 たしか土間だったこ…

いただきます

食事の前に手を合わせて「いただきます」 命を頂く祈りをことはむ「いただきます」という言葉を唱える国は珍しいという。 海の向こうの国での食事の前の祈りは、頂く食べ物にではなく、神や周りの人へいまから食べますよといった意味の声かけが多いと伝えて…

空に感謝するとき

今週のお題「ビフォーアフター」 何かを始める前、始めた後 何かを始めようと思うことは、新たな気持ちになりワクワクする。 一つ一つを忘れないうちに手帳に書き留める 他愛もないこと、出来るとも思えないこと。 いろいろな思いが日々浮かんでは消えていく…

里山の植物園

旧知の仲間たちとの忘年会に2週続けて大阪へ帰った週末 お互いの喜び、悲しみ、苦しみを乗り越えながら 時を刻んでいることを語り合えることを大切に思うひと時を過ごすことが出来ました。 定期的に寒気が流れ込み、足早に冬がやってくる それでも、関西の…

こんな町に住んでみたい

時間を見つけて京都の南、藤ノ森界隈の路地に迷い込んでみた。 知らない土地に吸い込まれるように、感覚に任せて路地を歩く。 追い越したおばあさんが入っていった方を見ると、お正月を迎える飾りつけの葉ボタンや、野菜を分けているようでした。 ふと見ると…

初冬の野山

ああ、八つ手の花が咲き始めた。 冬の訪れととともに、咲く花がある。 小さな花に、ハエやハチが群がっている。 暖かくいろんな花が咲いているときは競争が激しく 目もくれない冬の花たちは、花の数が少なくなる時期だからのメリットもあるのかもしれない。 …

裏山散歩のこと

家から歩いてすぐに里山があるという立地は、やはりとても心地よい。 所用で単身赴任先からか帰宅した翌朝 ふらりと様子を見に出かけた。 様々な生き物が行きかうことで、複雑な植物相が入り混じり目を楽しませてくれる。 高山から降りてきた紅葉が里にも下…

想いを記録すると

今週のお題「日記の書き方」 日記とはなんだろう。 漢字をばらすと日々の記録となるのかな。 最近では、Life trackerとかいい自動的に行動を記録してくれるツールとかも あるけれど、あのようなツール類は日記とは言わないのではないだろうか。 日記といのは…

一人旅のこと

旅のだいご味は一人旅か、それとも友と行くべきか。 そんなことを昔語り合ったことがあるのを思い出した。 一人旅だと、その時々の出会いを楽しめ その土地を深く知ることが出来る。 そして、なにより自由がある。 友と行く度は、楽しみを共有することが出来…

お月様と暦のこと

薄雲がかかり始めた空の向こうに、月が登り始めた。 もうすぐ満月のようです。 満月の夜のお月様は本当に明るくあたりを照らすが、 お日様が登っていらっしゃるときのお月様は、とても控えめ。 陰に日向に私たちを見守ってくれているお月様は、なんだかお母…

空と眺望

見上げる空が広い。 仰ぎ見る空は青かった。 見上げる恵那山は帽子をかぶっていた。 お椀をひっくり返したようなその姿は、名古屋市内の家の窓からもよく見えて 毎朝、今日はどんな姿かなと、つい拝んでしまいます。 しかし今日は良い天気で、360度の展望が…

稜線の道

季節の混ぜあう初冬の稜線の道が続く 東側の斜面は、高く上った日に照らされてすっかり乾いてきた。 この北側の斜面はナギと呼ばれ、崩壊が続いている場所が複数ある。 台地は寒暖、水、地の揺れなど様々な要因で崩れていき、 崩壊と隆起を繰り返して常に変…

小雪迎える

本格的な寒さはまだ先だけど、少しづつ季節が変わり始め 名古屋市内の自宅から望む山々にも、白いものがちらほらと見え始めた。 小雪に入り季節の駒が一つ転がったようだ。 恵那山に行ってみようか。 中津川から東に入り、神坂峠まで上り詰める。 峠にカブを…

小原の四季桜

里に入るカーブを曲がると辺りが急に明るくなった。 桜だ。 霜が降り、初雪の便りがあちこちから聞こえ始める季節に桜が咲いている。 時計の針が早まったのか、とても不思議な空間が桜の周りに漂っており その気配を感じるのか、谷にコジュケイの鳴き声がこ…

雨上がり

夜半に降り始めた雨がいつの間にか止み 窓を開けると、キラキラと朝日が降り注いでいた。 雨の湿気をいっぱいに吸い込んだ大気から絞り出された水がにじみでているのか お城は煙に曇っていた。 名古屋のお城の周りには、カラタチの垣根が続いており ここを通…

不思議な場所

登り口から小一時間で峠が見えてくる。 あそこで一休みしますか。 峠で一休みして先へ進む。 不思議なところでしょう。 1時間登ってきた山奥に、広い扇状地が広がる。 この山域は、炭焼きが盛んであちこちに窯跡があったり この道をまっすぐいくと、鉱山跡…

お久しぶりです

雲一つない青空が広がった休日 かねてから一緒に行こうと言われていた先輩とともに お互いの中間地点の山の裾野の駐車場で待ち合わせした。 久しぶりですね。 定年されて家でのんびりしていたが、再度最近働き始められたという。 体の動くうちは働くのがいい…

素敵な予感

おや、この道いいかも。 高賀山の西側は、谷から湧き出た豊かな水と森が広がっていた。 それに人もほとんど通らない。 掘り出し物の森を見つけたかも。 太陽の光が気持ちよく森に注がれ、 心地よい水音が森に響く。 渡りの小鳥のこえが風の音に合わせて歌を…

早めのチェック

山頂からの西側急斜面は風が強いのか、木々の葉はすでにほとんど落ちていた。 こちらの道は、メジャールートではないようで、時々道が不明瞭になり GPSを確認しながら注意して進む。 事前に地図を確認し、地形を想像して頭に入れておき おかしいと思うところ…

高賀山「円空が修業した山」

岐阜方面は帰りの道が混雑するのであまり足を延ばしてこなかったが 紅葉もそろそろ1000m前後まで下りてきた頃かと思い 円空も修業したという岐阜の山「高賀山」に足を延ばしてみた。 中腹の高賀神社の横を通り過ぎ、公園として整備されている駐車場から登り…

明け六つ

日の出とともに、ハンターのセルを回す。 心地よい振動が始まる。 明治の頃、新暦に変わって暗いうちに起きるのになかなか慣れなかったと聞く。 その昔は、日の出を「明け六つ」とよび、日の出に合わせて時を変えていたという。 ■明け六つ 日の出から日の入…

子守歌を聞きながら

季節の移り変わりの美しさの中で、 小さな生き物たちの命が終わる。 ちょっとした偶然 そしてもって生まれたであろう運 世代をつなぐ役割を果たし、命はつなげたのか。 誰かに守られて、導かれたのか。 この場所のどこかに いまは、ぐっすりと眠りについてい…