のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

晩秋の御在所

明日、大阪メンバーと御在所行く? そんな声かけから、鈴鹿の御在所山に久しぶりに足を延ばした。 鈴鹿山脈の中で、ここはロープウェイで気軽にアクセスできるのと 巨岩、奇岩でダントツの人気を誇ります。 当然人も多いのですが、まあたまには良いかな。 鈴…

秋の風景

何が干してあるんだろう。 近づいてみてみると、酒蔵でした。 酒米に麹をまぶしたりするものなのかなといろいろ想像してみたり。 あちらに、こちらにとそぞろ歩き。 神社を覗いてみると、青い目をした狛犬さんが 出迎えてくれました。 もうすぐ秋祭りかな。 …

岐阜:白川辺り

久しぶりに出かけた。 秋風が漂い始めた岐阜南部の山間部をとコトコトとカブを転がす。 おや! カモシカだよ。 久しぶりに出会ったね。 2頭かと思っていたら、3頭の群れでした。 今日は、ふらっと歩いてみようかと思ったが、 少し道に迷ったのでそのまま、…

夏休みのこと

ちょっと帰ってくのは涼しくなってからにしてくれない。 そんなことからお盆の規制はちょっとお預けにして、私市でのんびりした過ごすことになった今年の夏休み くろんんどの散歩を楽しむことにした。 夏の低山は人が少なく、水連池での昼寝の午後を楽しむ。…

ビビっと

お! 「タマゴタケ」だ! 食用になるというが、どうも勇気がないので 写真に収めるだけにしておこう。 野山を歩いていると、ビビ!とくるものが目に入ってくることがある。 それは、キノコだったり、花の蕾だったり はたまた虫のバトルだったり とにかく、ビ…

下り始める時のこと

室堂に近づくと、雲が濃くなり小さな雨粒が風に交じり始めた。 南竜から室堂まで登り返し、先に行ってもらっていた同僚にターミナルで追いついた。 どうする?ゆっくりコーヒーでものんでから、チャレンジしてみようと思う。 そうか、検討を祈っているね。 …

短い夏のこと

高山で一斉に開花する花には、たくさんの虫たちが集まります。 そして、時間が凝縮されたことでより濃く、際立って見えるのかもしれません。 小さなカミキリムシや蜂たちが目立ち、時々蝶もふわふわと飛び交っている。 あれから半月あまり、山小屋などの便り…

南竜ヶ馬場

白山室堂から1時間ほと南に下った谷合に南竜山荘があり 豊かな水が流れ、そ白山エリアでテントが許可されている野営場がある。 花真っ盛りのこの季節の週末、テントの花が馬場に咲いていた。 思い思いの時を過ごし変化を感じる。 日帰りでは味わえない時が…

雲迫る

最後の急坂を登りきると、目の前に空があった。 もくもくと沸き上がり変化していく雲 ぐんぐんと育ち、襲ってくるような感覚 夏の雲だ。 どうする? 明日は天気悪そうだけど。。 今日のうちに頂上に行くか、このまま南竜テント場まで下るか。 んー 朝早かっ…

つながる花道

大倉山避難を超えて少し下り、上り始め高木がなくなってくると ちらほらと、花たち顔をのぞかせ始める。 時折雲が絡み涼しくなる。 これなんだろう。 調べてみると、ミヤマカラマツソウの若い果序のようでした。 成長に伴ってまるで別の植物のよう。 こちら…

大倉尾根

東に山並みを眺めるいつも一服するベンチに腰を下ろし、持って上がった サンドイッチを頬張っていると、傍らの梢からウグイスの声が聞こえてきた。 汗が引くのを待って、腰を上げる。 もう少しいくと大倉山の避難小屋 昨年は天気が悪く、ここに停滞しゆった…

ゆっくりと

この季節になると街の中にいても山の景色を、思い起こすことが多い。 山の上の花畑と最初に出会った時は、こんな光景があるんだととても驚いた記憶がある。 北海道から、嫁さんが来るんだ。 どこ行くの? 同僚と話していて、せっかくなら白山に行かないかと…

雲の中の花まつり

空の上、雲の中を漂う そんな感じだった。 雲の中は花の楽園 色とりどりの空の花が現れた。 日本の三大霊山の一つ「白山」の夏祭りが始まった。 またここに お祭りに参加できることがありがたい ランキング参加中登山

妙義のふもと

所用で高崎に訪れた。 群馬高崎から西に進むと、妙義と呼ばれる山があり、 いつか歩いてみたいなと思って、前から調べてはいたけれど 残念ながら天候には恵まれなかった。 妙義の神社から見上げる頂きは雲に煙り険しい稜線が見え隠れする。 いつかは歩いてみ…

鮎の季節

雲に覆われていた山頂にでると、ちょうど雲が抜けていった。 日差しは強いが気持ちがよい。 下界はこの夏一番で名古屋は40℃にもなると予報が出ていた。 やはり夜明け前に出発して正解でしたね。 ついとつつくと溢れだしそう 水気を含めるだけ含んだ大気が…

春から夏への端境期

地に夏椿が広がっていたが、上を向いても花が見えない。 夏椿の花は上向きに咲いていて、下からは見えにくく 花に気付くのは足元であることが多い ブナ林が続く尾根の道 運天の空から時折朝日が差し込む稜線の尾根 ゆっくりと肺に空気を取り込みながら進んで…

小暑の頃

小暑(しょうしょ)の空は虹色に輝いていた。 天の一番上の雲が光を受け止め波打っている。 目の前を覆っていた雲が流れ、雪が解け始め 短い祭りの季節を迎えた別山が顔を出した。 行ってみたいな。 梅雨末期の空気は、大量の雲を沸き立たせる。 下界では4…

半夏生

大阪に帰った週末 空の様子を見ながら名古屋への帰路を行く。 雨雲の様子を見ながら時間を調整し、上手く雨の合間を抜けれそうだ。 あれ 突然道路わきに白の葉が目に入って来た。 あれ、サルナシの葉にしては草のようだったな。 Uターンして近づいてみると、…

早朝散歩

早朝、月の輪の滝を超えて30分ほど沢沿いを登っていくと 丁度、光が差し込み始める頃合いにななった。 木漏れ日が差し込み始める林の景色がに思わず足を止める。 梢で小鳥がさえずっている。 足元には、素敵な色のタツナミソウが少しだけ残っていた。 待っ…

テイカカズラの咲く季節

テイカカズラには雨が似合う。 雨粒が滴る花には、夜の蝶が集まるという。 役目を終えた花柄はクルクルと漂いはらりと葉の上に舞い降りる 花は風車 冬の種はパラシュート テイカカズラには風が似合う 木の上に、岩の上に着地し 蔓上の房となる。 見上げると…

梅雨入り

雨上がりの朝、タケノコがラジオ体操していた。 「くろんど」への早朝散歩は久しぶり 休日には多くのハイカーが訪れるが、早朝は地元の方々が行きかう静かな散歩道 月の輪の滝の下から導かれた水路に流れる水は、ゆっくりと温められて田に至る。 上を塞いで…

蛍の季節

ホタルの季節に咲く花がある。 「蛍ふくろ」と呼ばれる、釣鐘状のはなのなかに、 蛍に少しだけ入っていただいて、ほのかな灯りを楽しんだのかな。 梅雨まじかの野山は、春の花から夏の花への端境期 そんな時期に咲く花達は、みんな揃って、ここよここよと呼…

コウノトリ

大きな鷹が舞っているなと何の気なしに空を見上げた。 気持ちよく弧を描いて飛んでいる。 しばらくするとスーッと上昇気流にのり空の彼方へと飛んで行った。 写真を拡大してみたら、コウノトリじゃない。 そうか、こんなに身近に飛んでいるんだ。 耳に心地よ…

芒種のころ

初夏の朝日に麦の穂がたなびく 今まで暮らしてきた土地ではほとんど見たことがなかったため 始めてみたときは、この光景にとても驚いた。 米よりも大粒で、穂先の針のような、芒(のぎ)が長いため 朝日に黄金色にたなびく光景が素敵です。 麦が実る頃は田植…

足を止める場所

高台の上の古びた神社 静かなその場所は、穏やかな時間が流れる場所だった。 木陰にごろりと寝転び、目を閉じる。 風雨に削られ少しづつ小さくなっていく 狛犬が遠くを眺めていた。 急ぐ旅ではない、もう少しゆっくりしていこう。 ランキング参加中旅行

浜辺にて

砂から家を守る防風林を抜ける道 その奥に行ったら浜に出れるよ。 垣根の向こうで庭の手入れをしていたおばさんが声をかけてくれた。 ありがとうございます。 若狭の湾内、静かな波音が響く 浜辺で本を読む人 散歩をする人 海と人が近いいい場所です。 日が…

あっちへこっちへ

どこか懐かしい景色に足を止める。 腰を下ろし、川の流れる音に耳を澄ます。 古い街道の名残が残る道がまっすぐ伸びる道があると つい、その道に足が向く。 記憶にある名前が出てくると、ふらりと立ち寄ってしまう。 どこか懐かしさを感じる旅 温泉の公衆浴…

時々の旅のこと

うろうろするのが好きです。 若いころから日本中をうろうろしている。 あっちへふらふら こっちへふらふら 日が暮れれば、どこかに寝床を求め 一晩の宿とする 時々の出会いがあり 時々のハプニングがあり それぞれの音があり それぞれの色がある 寝床は道端…

空道

ニョキニョキとヘビが鎌首をもたげるように、四方を警戒する。 あっちから、こっちから 出てくる出てくる。 ニョキニョキニョキ こんにちは パッチリと見開いた目がこちらを見て元気に挨拶をしてくれた。 野はどこもにぎやかで 空の道は光にあふれている。 …

見える景色

両手を合わせてほっこりと小さく膨らませたかのように 蕾がほっこり空に向かって膨らんでいた。 森を抜け丘に出る大きく空が広がった。 蒜山の里の向こうに、日本海と瀬戸内を隔てている中国山地の峰々が広がっている。 この山地によって、私の生まれ育った…