稲荷山を下ると、真っ赤な青木のみが目を引く生垣に出会った。
その先には、中添天皇陵がなんだか寂しく鎮座する。
まだ開門していない泉涌寺を通り過ぎ右に折れる。
この辺りが分かりにくく、前回来た時はここを待っ過ぎ行ってしまったんだよな。
京都らしい住宅街を散策しながら気持ちのよい散歩道が続く。
年末最後まで庭仕事をされている職人さんがいらっしゃる。
せいが出ますね。
こういった職人さんたちの手によって、
そして住む人によって、街並みが整えられていく。
かすんできた空の向こうに京都タワーが見える。
古都の町は、多くの人を引き付ける不思議な街
改めてそう思う。
さあ、国道1号線を超えて、次の山「清水山」へと向かう道に入った。
道端の冬イチゴを一ついただくき、うっそうとした森をいく。
前回はこの辺りで、清水寺へと下ったが、
閉鎖の看板がでていました。
結構な急こう配だけど、清水寺を見下ろす良い道だったんだけど、残念です。
清水の森を抜けると、京都の町が目の前に飛び出してきた。
今日は向こう側に見える大文字山まで行けるといいと思っている。
さあ、どんな感じの道が続くのだろう。
そんなことを思いながら、いったん町に下る。
少し腹ごしらえをしていこう。