のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

学ぶこと。伝えること。

玉葱の収穫。 引っこ抜いて一晩寝かせておく。 こうしておくと、茎がしんなりして、束ねる紐が食い込みやすく扱いやすい。 そうそう、この結び方も、くるくるっと、二三回回して、縦に一回。 この縦に回しこむことで、締りがよくなり。 しっかりと吊るすこと…

小満

■「小満(しょうまん)」 日ごとに上昇する気温に合わせ、万物の成長著しい時期。 草木の緑はくっきりと色濃くなってくるころ。 あらゆる生命が天地に満ち始めるという意味。■朝の散歩 咲き誇っていたタンポポは綿毛となり、大空に旅立ちの準備ができてきた…

ぎんやんま

蓮池でギンヤンマが卵を産み付けていた。 人が近寄ると、ぱっと飛び立ってまた戻ってくる。 行ったり来たり忙しい。 いつもは水面をゆうゆうと飛び交うぎんやんま。 たくさんたくさん卵をうんで。 小さな赤ちゃんいっぱい育て。 夏が来る夏が来る。

鈴鹿:鎌ケ岳「腹ごしらえ」

山で飲むエビスはなんでこんなに旨いのか。 エビスになれた最近は、この濃厚な味がたまりません。 さて、春のワンパターン。 畑で取れたエンドウ豆とソーセージの炒め物。 塩と胡椒をかけただけだけと、これが旨い。 最近、一人で行くときはアルコールバーナ…

鈴鹿:鎌ケ岳「ゆっくり歩くこと」

今回目指したのは、武平峠を挟んで、南に1時間ほど歩いた鎌ヶ岳。 険しい山容をもった魅力的な山ですが、峠まで鈴鹿スカイラインが 通っており、便利なところです。 GWに上った御在所岳からもよく見え、 今度はあちらにいってみようかと思っていた山。 純白…

鈴鹿:鎌ヶ岳のシロヤシオ「純白の白い肌」

■期待を胸に 昼間は、昼間は夏を思わせる陽気で土曜日以上に気温が上がるという。 しかし、早朝の頬をなでる風は冷たく、ふるえが走る。 空気を感じながら走ること。 この感じをしばらく忘れていた。 ツツジからウツギへと季節が移り変わる頃、シロヤシオが…

再訪西赤石山「下る道」

今日は、よく歩いたなあ。 日が暮れ始め一日が終わろうとしている中、心地よい疲れとともに、道を下る。 後ろ髪を引かれながら下る道は、登りとは違う顔を見せてくれ、また楽しい。 ああ、斜陽の景色は本当に美しいな。 日が昇りまた沈む。 毎日の単純な繰り…

再訪西赤石山「一人歩きのこと」

■一人歩きのこと 満足したこと。 今回は一人西赤石の山を歩きました。 楽しい仲間と歩く山もいいけれど、一人歩く道もまた楽し。 夜が明けきらない、薄暗い山道を歩き始め、お日様のありがたさを感じる。 日と影のおコントラストに目を細める。 おはよう。 …

再訪西赤石山「曙」

■曙(あけぼの) 夜がほのぼのと明け始めるころ。 物事が新しく始まろうとするとき。 天の川の流れ着く、天辺の地。 山はまさに生まれ変わろうとしている。 人という神が作り出した一つの自然。 人は破壊と言うけれどそれもまた自然の営みの一つの現象なのか…

再訪西赤石山「何度訪れても」

満開にはまだ早かった。 また次回と思って、山を後にしたが、なんとうまいこと徳島→今治と出張が入った。 これは。 山神さまがおいでおいでをしているんだよと。 勝手にこじつけるしかない。 ■何度訪れても。 何度訪れても、この地は不思議な魅力であふれて…

再訪西赤石山「祭ばやしが聞こえる」

アーオー。 ピーピーヒョロリ。 ピーヒョロリ。 目を閉じると、アオバトの声に混じって、御神楽の囃子が聞こえてきた。 つらく、苦しい労役。事故。 そして富。 人それぞれの事情でこの山に入ったのであろう。 山を切り開き、削り。 体内に入っていく。 そこ…

狭間の時間

斜陽の時間は沢山の生き物達がうごめく狭間の時間。 人影がまばらに、人間不在の世界へと移る時間。 夜の植物園を見学するのは、狐や狸。 そして、夜行性の鳥達や昆虫達。 多くの生き物の時間となる。 うわー 森のシャンデリアは、鈴なり状態。 栃の花が大変…

西赤石山「翼があったら」

さあいくぞ! 河童さんに続いておそるおそる、大空に飛び出します。 見下ろせば、眼下に広大な風景が広がっている。 やっほー。 一歩踏み出せば。 そこには新たな世界が待っている。 「出会えて本当によかったですね」と言ってくれる。 人との出会いとは本当…

西赤石山「はるがきた」

「今年は、水害が心配だ」と河童さんが呟く。 今年の山々は花がとても多い。 花咲き乱れ。 雪多く、春遅し。 こんな年は、水害が多いという。 古人が培ってきた観望天気は、不思議なものでよく当たるのです。 そんな古人の言葉を頭の片隅に忘れないようにし…

西赤石山 「母の鼓動が聞こえる山」

去年は雨でしたね。 でもとてもよい思い出となっています。 「西赤石山」 四国の仲間、河童さんと和宏さんとともに、満開のアケボノツツジを求めて一年ぶりこの場所に帰ってきました。 「別子銅山」。 富国強兵。 かつて列強から日本を守り、日本の近代化を…

春から初夏に

くろんどの森は今、モチツヅジが満開! 少しづつ濃くなる緑。 小さな変化を愛おしく感じなが森に分け入る楽しみ。 小さな太陽が朝日に光っていました。 季節は、春から初夏に。 やってきた、虫達の季節。 います。 います。 あちこちにいます。 葉っぱの上に…

こどもの日、雨の植物園

家から5分の大自然! 昨日のみどりの日は大賑わいの私市植物園でしたが、こどもの日は残念ながら、しとしとと五月雨の一日となりました。 でも、新緑の静かな植物園を満喫するならこんな日がお勧めです。 今が旬のサヤエンドウに自家製切り干し大根。 そし…

波紋

よく来たねと、青い鳥が出迎えてくれた。 雲の中の散歩となった春の比良。 気まぐれのように時折カーテンが開き、天から光が射し込んでくる。 光の先に目をやると、春の錨が投げ込まれ、小さな波紋が広がるところだった。 イカリソウ 天から沢山の錨が森に投…

立夏:5月6日頃(2014年は5月5日)

夏の始まりの時期で、春分と夏至の中間にあたる。 この日から立秋の前日までが夏季となる。 新緑が深まり、田畑の作物もぐんぐんと育ち始めるています。 いつの間にか、蛙があちこちで鳴き出始めました。 もうすぐ田には水が張られ、蛙の大合唱が幕開けです…

柔らかな春色の山

初夏を思わせる、眩しい光の中。 御在所の山並みには、優しい色合いが素敵な、赤八汐が咲き乱れていました。 急な岩山のやせ地だからこそ。 その土に適した植生が育つ。 厳しさの中に育まれる優しさの色。 急な山道を上り詰めた天上では、柔らかな春色歌声が…

道迷いについて

山を訪れるとよく、人探や遭難マップがある。 一人で出かける事がほとんどのため、注意していたつもりでもあるが、昨日ちと迷いかけた。。。 特に下りは注意をしなければと改めて気をつけようと思う。 今回、御在所岳から国見岳を経て、尾根道を下っていった…

雲の中の夢

午前中は晴れ。昼から曇ってきて夕方には一時的に雨が降るとなっている。 そんな比良地方の天気予報でしたが、山上は厚い雲に覆われている。 どんな一期一会が待っているのだろうと期待に胸をふくらませて歩を進めていきました。 ■雲の中の風景 乳白色に包ま…