のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

高尾山 シモバシラのこと

東京、高尾山は、冬の花「シモバシラ」が見られることで有名です。

一度、冬に訪れてみたいとかねがね思いを温めていました。

●シモバシラの自生地のこと

太平洋側の関東山地・東海・紀伊山地四国山地九州山地と帯状に連なっており
植物地理学ではソハヤキ(襲速紀)地域というのに分布しているらしい。

サイエンスミュージアムネット

自然史標本情報

※ソハヤキ
地域に特異的に分布する植物の起源は、大陸由来と考えられ、日本列島の成り立ちと深く関わっていて、シモバシラの分布は、白亜紀第三紀付加体を構成する四万十帯地層の分布とほとんど重なっているとのこと。

東京で週末仕事の予定が入り、早朝の高尾山に足を延ばした。

でも先週末の冷え込みが何だったんだろうと異ぐらい、この週末は気温が高い予報です。

んーと思いながら、始発電車で訪れた、ケーブルカー駅舎には、

すでに電気が灯り、始発の準備に余念がない。

吐く息にもキリリとした冬の寒さが感じられない。

だめそうだな。

そう思いながらも、山頂まで行けば少しは冷えているか!?

微かな希望を持ちながら山頂を目指す。

奥高尾への北側の巻き道で見られると下調べを終えている。

山頂についたが、昼からの雨予報のどんよりとした雲が垂れ下がっており

暖かな空気を包んでしまっている。。

看板も出てきたぞ!

でも、霜もおりていないや。

残念。。

また来ればいいじゃない。

藪の中から、コジュケイの親子がこっちを見て

声をかけてくれた。

そうだね。