のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

横川山 古道を行くこと

南沢山に霧氷を見に行こうか。

会社の同僚と誘い合わせて「恵那山」北側の神坂峠へと向かったが

冬季通行止めのゲートをくぐったすぐ先からの道は凍っていた。

この道(林道霧ヶ原線)は12/16から冬季通行止めになる予定だが、

2週間前に降った雪が残っていたようです。

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毎年この時期に霧氷を楽しみにいっているが、ノーマルタイヤでは行けないね。

今日は季節外れの暖かさで、霧氷もないみたいだけど。。

神坂峠まで2時間ぐらいか、まあ、歩いて上がるか。

◆冬道を上がる

林道霧ヶ原線を直線的に冬道が峠に向けて続いている。

この道は、神坂の峠を越えて美濃から信濃へと通る古道で、

今でもその名残が、道道の名前や遺跡となって所々に残っている。

神坂峠からの美濃の国を振り返る。

南北に山塊が横たわるこの国において、峠道は交通の要所でもあっただろう。

多くの人がこの景色を見てきたのだろうな。

雪が残った西側の斜面を注意しながらトラバース

向こう側に見えるのは、二週間前にお世話になった避難小屋がある恵那山です。

自分で歩くと、離れてみる時の感覚がまた違う。

あの右側からの尾根を歩いたんだな。

さて、まずは富士見台高原まで上がってみますか。

そこまで行って、今日の算段を考えよう。

そんなことを歩きながら、空の上の道を歩き始めた。

もう少し時間がかかると思っていたけど、思いのほか早く来れましたね、

道の残雪の様子を見ながら、横河山まで行ってみますか。

そうだね。

滑り止めはあまりつけないんだよね。

凍って滑りそうなところは、ちょっと横を通ると良いですよ。

北海道育ちの相棒に先を譲り残雪の道を行くことにしました。

一人だったら、滑り止めをつけていたかもしれないけれど、

よい経験をさせてもらいました。

あの一番右側の頂を越えたところ辺りが横川山かな。

上り下りはあるけれど、気持ちがよい道ですよ。