冬季閉鎖前の白山平瀬道:閉鎖の日
前日に高山土木事務所に電話して、閉鎖予定時間を確認した。
朝のうちにゲートを抜けると大丈夫そうだということが確認できたので、のんびりと朝日を浴びながら静かな「白水の滝」にあってからこの地を離れることにした。
時折強い風が吹き木の葉が空に舞う。
冬はすぐそこまで来ているようだ。
コッコッコッ
小さな音に目を向けると、ゴジュウカラが木の表皮の裏をつついて朝ごはんを探していた。
高峰から流れ出た水は落差72mの白水の滝に至る。
今から約3000年前に御前峰周辺の噴火により現在の剣が峰を形成するとともに
溶岩は谷を流れ下り埋め尽くし、ダム上に湖が出来た。
その後次第に谷は浸食され、白水の滝が形成されていったという。
大地の営みは人の想像をはるかに超えた景観を見せてくれる。
ダイナミックな営みが多様な環境を作り色とりどりの多様性を作り上げ今ここにある。
変化が大きいほど、めぐみも多い。
めぐみに守られ、様々な生き物がここに暮らす。
昨日の夜、覗きに来たのは誰かな?
ひょっとしてここには、本当にケセランパサランが住んでいるのかもしれない。
◆岐阜県 高山土木事務所管内冬季通行規制一覧
いつもリンク場所がなかなかヒットしないのでメモ