嵐が去った朝、囀り始めた森の小鳥の声に催促され、テントから顔を出すと、 青空が広がっていた。 いい朝だ。 よし、予定通り沢を詰めていって、御池岳に登ることにしよう。 天から日が降りてくる。 谷あいの風景だ。 山頂から眺めると日は登るものだが、谷…
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