のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

吉岡銅山跡

吉岡銅山跡 吉岡銅山跡という案内板に誘われて、道をそれてとことこと走っていくと、そこは、日本三大銅山に数えられるという、銅山跡だった。 なんかすごいところだな。 日本にもあちらこちらに、鉱物が眠っていたのですね。 それをまた、堀つくすとうい人…

べんがらの村

ベンガラ(弁柄)の赤は、ジャパンレッドと呼ばれているという。 岡山県の吉備高原の吹矢の街では、かつて弁柄の一大産地で合ったとのことで 今もその街並みが残っていた。 赤褐色の瓦に弁柄色の壁が独特の景観を作っている。 育った田舎の家は柱、天井が弁…

呉を囲む九つの峰

卒業した高校は呉の灰ケ峰の裾野にあり、通学の時にはバス停から学校まで15分ぐらいの坂道を登っていたが、杯ケ峰の頂上に登ったことがなかったので、帰省に合わせて登ってみた。 へー、そうなんだ。 呉市の市章が、カタカナの「レ」が9つ集まってデザイ…

関ケ原界隈

田に水を引くこと 水を操る。 水路を巡り、一枚一枚の田に水が満たされていく 耕運機の音と、雲雀の声がまじりあう 青空に向かって大きく花開くタンポポに小さな虫たちが集まってくる。 関ケ原 昔々、天下分け目の戦があったという場所 多くの魂が眠っている…

鍾乳洞のトンネル

呉へのルートの途中に、鍾乳洞を利用したトンネルの羽山第二トンネルに寄ってみた。 吹矢特産のベンガラを全国に出荷するために約100年前に掘られたという。 この奥(後ろ側)へ、洞窟はまだ続いており、気が付かなかったけれどまだまだ奥へと入っていけるよ…

仏様と春の中国山道

舞鶴から呉への帰省の道は、中国地方の山里の道を選びました。 その道は、そっと佇み、行き交う人を見守ってくださる仏様やお地蔵様がいらっしゃる。 そのお顔を眺めるのがなんとなく好き。 風雨にさらされ苔むしてなお、そこには小さな命が宿る気がして そ…

引揚の地「舞鶴」

山崎豊子の「不毛地帯」を読み、引揚桟橋から見上げた丘に、記念碑を立てようというシーンがあり、とても印象に残り、その地を目を見てみようと引揚の地「舞鶴」を訪れた。 物語の中では、いったん撤去されて何もなくなった桟橋が出てくるが、 復元されてお…