私市植物園の梅園には、さすが研究施設だけあり、様々な品種の梅が育てられています。
少し遠くから淡い景色を楽しむのも素敵ですが、梅の海に潜り込んで見ることにしました。
はっと、気がつくと、誰もいない梅花い囲まれ、梅の世界に迷い込んでしまったよう。
静かな梅海の中、一つ一つ、近づきじっくり見てみると、様々な色形が見えてくる。
花びらの数、色、花のつき方様々です。
寒く暗い冬が開けることを知らせる梅。
桜のように派手さはないが、高貴な佇まいに惹かれ、魅せられた古人達が
苦労を重ね、創り上げていった日本を代表する木なのだと思います。