なんだろなんだろ。
片道一時間、往復二時間なるべく歩くようにしている通勤の道は、
季節季節に興味深い移り変わりを見せてくれる。
雨上がりの水たまりに浮かんでいるのは、クスノキの花
そして、こちらはアリが集めてせっせと巣穴に持ち帰ろうとしている
ナンキンハゼの花粉なのです。
見ればあっちこっちの石畳の隙間にアリの穴
見えてないけど、いるんだな。
ある日はこんなことも。
あれ、こんなところに鳥の巣が落ちてるよ。
せっかくきれいに作ったのにね。
都会の中の花もやはり早朝が初々しい。
子供のころ、夏休みのラジオ体操の帰り道
溝のカニ取りに夢中になったり
カミキリムシを取りに行ったりと、いろんな生き物を追いかけたな。
あのカミキリはイチジクの木に来るキボシカミキリだったな。
そう、イチジクの木のあの匂いまで思い出してきた。
早朝散歩は、いろいろなものに出会えるし、いろんな考えの整理が出来て気持ちがいいものです。