のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

胸騒ぎ

秋の霊仙山へ行くという会社の山の同好会メンバー

大阪メンバーと名古屋メンバー合同で集まるという。

本来ならこの季節は、泊りがけでどこかに出かけようと思っていたので

保留にしていたが、日曜日に仕事が入ったので、前日に合流を打診してみた。

いいですよ、行きましょう。

ということで、合流させていただいた。

関西から4名、名古屋から4名総勢8名の大所帯

こんな大所帯でツアーみたいなのは初めてかもしれない。

昔は会社ではゴルフか釣りかの集まりしか聞かなかったが、

最近は登山を始めたという話をチラホラと聞く。

このメンバーも、最近始めたばかりのメンバーが2名他

経験者と呼べそうなメンバーは3名で、5人は初心者です。

◆天候のこと

山の天気は平地とは別

霊仙山は関ケ原を挟み、北に伊吹山を望む位置にあり、

日本海から琵琶湖を北部を通り、濃尾平野に流れ込む天候変化の激しい地形に

位置します。

夜半降った天気、平地は回復するが進む山は登り始めから雲に包まれていた。

微妙だな。

出発前、天気を見て冬型の気圧配置が確認できた、天候は回復傾向にあるが、風は強そうだ。

念のため伝えておいた方がよいと思って、防寒着はきちんと持ってくるようにと伝えていたが、もう出発していたこともあり、なんだか妙な胸騒ぎを覚えながらの出発となった。

そういえば、山を通い始めた頃、河童さんは装備リストを

事前にきちんとメールで送ってくれていたことを思い出す。

大阪の別メンバーには伝えていたが、今回のメンバーには私が誘ったわけではなかったので、伝えていなかった。

初心者と同行する場合、そのような気遣いが大切だと改めて思い起こす。

日帰りであろうと、登りやすい山であろうと油断するとつらい目に合う、

場合によっては命にかかわることが起こりえる、そんな場所。

きちんと準備をして自分の命は自分で守る。

今回の霊前山では、そのようなことが大切だと改めて思い起こすよいきっかけになりました。