のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

鎌倉道 ー苔道

岩肌の植物

鎌倉を囲む山肌は崖を眺める道がとてもおく、谷間をぬうように道が続く。

そこは日陰で湿り気が多くシダ類や、ユキノシタのような

湿ったところを好む植物たちが暮らしていた。

何処からか飛んできて

仏さまにそっと寄り添ってもいる植物たちも数多くいる。

多くの人が歩く道にも何とか隙間を見つけてこびりつく逞しさ

弱いようで、とても強い。

お寺にも、古びた家にも

谷に暮らす植物たちが入り込む。

入り込んだ植物たちを取り込んだ暮らしがある。

そんな谷あいが多くあるところ。