ササユリの尾根を外れ、葦毛(いもう)湿原に向かって下る道をたどる。
◆葦毛湿原
多くの湿原は、植物の遺骸が堆積した厚い泥炭層で形成されるが、葦毛湿原は、水を通さないチャート(ブラタモリでよくでてくる言葉ですね!)の上に薄く積もった土壌に、弓張山系から湧き出す湧水が常に流れこみ湿潤を保って形成されているという珍しい湿原で、四季折々様々な花が楽しめる場所だという。
水が常に流れている独特の湿原で、東海地方という列島の真ん中に位置し、北方と南方系の植物が混ざりあっているとのこと。
残念ながら春の花はもう終わっていましたが、湿原はいまから代わる代わる花が咲き、いろんな虫たちが活動し始め、楽しい季節になる予感が感じられる。
湿原には木道があり、あちこちに咲く小さな花々を覗けるようになっている。
人気の場所でもあるようなので、静かな早朝に訪れたい場所です。