雨上がり、飛騨高山方面を経由して南下することにした。
まだ雪を仰ぎ見る山裾の村は、桜が舞い、田植えの準備が着々と進む季節だった。
あの桜が咲くと、田植えの準備を始めるんだ。
人は身近な植物を見ながらその年の作付けの準備に入る。
峠の湿原に足を止めると、水芭蕉が満開
また、ニリンソウのお花畑があちこちに広がる光景が春を歌う。
なんだかお祭りみたいだ。
そうお花まつりだね。
淡い色と淡い花の色が、森中にあふれかえる。
春だ、春だ、春が来た。
待ちに待った春が来た。
雪が解け、春の歌があちらこちらから、聞こえてくる。
楽しい笑い声が聞こえてくる。
気持ちがいいなー