鬼の唐門から奥を覗くと、花園へと続く小道が奥へ奥へと続いていた。 帝釈峡の渓谷は平坦で観光客も多く行きかうが、登山地図にものっていない唐門の奥へと分け入るものはほとんどいない。 朝日が谷に降り注ぐ。 草花たちはそれぞれ、空を見上げお日様に向か…
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