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のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

高開の石積みー山迫る-

女木島、男木島の海の石垣の翌日、今度は山の石垣散歩に連れ出していただいた。

高開(たかがい)の里は、芝桜で埋め尽くされ多くの人で賑わうが、鶯の鳴き声もまだ練習段階。
山里は、まだ静けさの中にあった。

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やっぱり静かなのがいいねー
「おはようございます。」
「おはよう、お茶でも飲んでいくかね」
家から出てきた初老の老人が声をかけてくれた。

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今日はね、谷向の寺で集まりがあって、息子も帰ってきているんだ。

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しばらくするの息子さんが帰ってこられ、奥さんも交えていろいろお話を聞かせていただいた。

「山が迫ってくるんだよ」

昔は畑だった場所が年々山に飲み込まれていく。
山と接して暮らしている人々は山の厳しさを知り、優しさを知っている。

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ここは、20センチも掘るともう岩が出てくるんだよ。
その岩を掘り出し、砕いて石垣にする。
そうやってこの里を作り伝えてきた。

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数十年前からは、若者を迎えて一緒に石垣を積んでいる。
若者は結婚し、子供が産まれまたこの地に来てくれたり、文をくれたりする。
そう笑顔で教えてくれた。
そこには、かけがえのない誇りのようなものが感じられた。

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男木島の灯台

海には目に見えない道があるという。

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広い海、一見どこでも通れるように思ってしまうが、浅瀬、暗礁などの影響で、船が安全に通行できる道は限られており、海図には安全に航行できる道が記されている。

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海に囲まれた島国「日本」にとって海は重要な交通網であった。

瀬戸の内海は、外界の荒波を避けて通る重要な航路であったが場所によっては潮の流れが早い場所や、浅瀬が入り組んだ場所に足を踏み入れてしまったり、濃霧により重大な事故を起こしてしまうこともあった。

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灯台

近海では、船乗りは陸地からの距離を確認しながら船を進めたという。

夜間や濃霧で陸地の視認が困難な時、陸地の灯火は船乗りたちの命綱だった。

目の前を一列に並んで通り過ぎる船の隊列 

この船。船乗りたちの命を守る灯台

時の流れとともに、技術が発達し住み込みの灯台守はいなくなってしまったが、

その言葉になにか懐かしい優しさを感じます。

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島の石垣-男木島-

高松港から北に4キロの海を隔てたところに女木島があり、女木島から1キロの海峡を隔てて男木島がある。

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波穏やかな海峡をイノシシなどは泳いで行き来し時折珍道中を見せるという。

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男と女に例えられる島らしく、石垣の作りもそれぞれの島でとても違っていた。

女木島のむらは東の平地に立てたれ、高いオーテ(石垣)を築き、海風から家を守っていた。

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■男木島

一方男木島は、傾斜地にすがりつくように家々がよりそっていた。

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一歩足を踏み入れると、とても懐かしい時に迷い込んだ気がした。

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そう、この景色は、私の父親の故郷と同じ景色だ。

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瀬戸内の島で生まれた父の家はこんな路地の一番上の海の島々の景色が良い場所に立っていて、訪れるたびに船が行き来するのを飽きもせず眺めていた。

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遠くで汽笛の音が聞こえた。

 

島の石垣-女木島-

おおかたの時は静かに音を奏でている波だけど

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時として怒り狂った鬼のような一面を見せる。

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そんなときは石を積み、ちいさくちいさく縮こまって

怒りが収まるのをじっと待つ。

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じっと待つ。

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時として長く待つことになるかもしれないけれど、
何か楽しいことを思い浮かべるんだ。

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鬼踊る

昔々その昔、人と鬼がまだ仲がよかった頃のこと。
人と鳥たち、そして鬼はそぞれの役目をもって暮らしていた。

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人は詩を読み
鳥は歌を歌い
鬼は音を奏でていた。

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つのつの一本、赤鬼どん♪
つのつの二本、青鬼どん♪
こころ浮かれて心浮かれて踊り出す♪
   ーーーー作詞(加藤直)「赤鬼と青鬼のタンゴ」よりーーーー

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踊り疲れると砂浜に寝そべり
波の音を子守歌に語り合う

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詩国からほんの少しだけ海を隔てた小さな島
鬼ヶ島(女木島)には今も、人と鳥と鬼が仲良く
踊っているような、微笑ましい光景がそこにあった。

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            2017.3.19女木島(鬼ヶ島)

分岐点

猿板仲間

先日の塔の丸遊山で、5年ぶりの再会をした「ろくべいさん」ご夫婦との約束を果たす為、春霞の瀬戸内の海を渡り高松向かった。

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節目の時には人との出会いがあり
出会いが人生の道を方向づけ
出会いの中で人は、新たな可能性を見つけると思う。

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今までに沢山の人と出会い、沢山の分かれ道に立ち

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ひとつ、ひとつ道を選びながら歩みつづけ生きてきた。

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今この瞬間にめぐり会っている時
ひとつの大切な分岐点に出会ったのだと感じている。

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この時間を大切にしていきたい。
道を間違えないように。

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小さなスピーカー

小さなスピーカーを買い求めました。

秋に買ったスピーカーは、娘にもっていかれてしまった(^_^;)

しかし、このスピーカーなかなかよい。

ザックやベルトにちょこっと引っ掛けてBluetoothでつながるため、音楽やラジオを気軽に聞ける。

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イヤホンジャックに接続できるピンジャックもついているので、Bluetoothに対応していないウォークマンBluetooth設定をしたくない友達の音楽機器などにも気軽に接続できる。

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防水なので、お風呂でも好きな音楽と一緒に過ごせます。

春のお出かけのお供に、ますます楽しくなりそうな予感です。

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JBL CLIP2