仕事帰りの休日の午前様。電車を降りると薄っすらと雪が積もっている。
私市では、この冬の初雪です。
犬ではないですが、思わず飛び跳ねてしまいます。
頭上には旧暦では最後の満月が空に浮かび、白い地面を明るく照らし
街頭もいらないくらいに明るく景色が浮かび上がります。
■朝
ワクワクしながら窓を開けると真っ白な世界が日を浴びてキラキラと
光り輝いています。
これはちょっと、サボってゆっくり会社に行くしかないな。
「学校いったらどんななってるかな」
「ねえねね、この雪球触ってみてよ」
「つめたー」
通学途中の私市っ子っからもあちこちから歓声が上がっています。
道端では、猫じゃらしが白い綿帽子、いやは磨き粉を垂らしたよう。
こんな寒い朝でも、彼岸花の葉っぱは青々と元気に茂っています。
すごいものですね。