月輪の滝を下り、吉向窯の少し下流側に、静かな時間を過ごしたい時に訪れる、
お気に入りの場所があります。
冬の間、のんびりと本を読んだり昼寝をしたり、鳥の声を聞いたりした場所は、草で覆われ、虫達の楽園になっていました。
ヘビイチゴのてっぺんでおしりを向けているのはだあれ?
サングラスをかけた、小さな蜂が一生懸命舌を出し、蜜を少しでも多く頬張ろうとしています。
ヒメジョンを裏から透かしてみると、青い筋が幾筋も通っていて、綺麗です。
地上を歩くのに専念し、飛ぶことが出来なくなった、オサムシは活動範囲が限られ、地域地域で独特の進化を遂げているとのこと。ここ、くろんどではどんな生活を送っているのでしょうね。
小枝の先に目をやると、オトシブミがぶら下がっていました。
本当に綺麗に巻き巻きしますよね。
一度手で開いて、戻してみようと思ったことがありますが、とてもとても元に戻りません。。
カメラを向けられ緊張して、花の中でジーッとこちらを見ているバッタ君。
この他にもまだまだ沢山の、昆虫たちと出会うことが出来、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
PS.
この蛾って、未来少年コナンに出てきた「ギガント」に似ていません?
こちらは、浴衣を衣紋掛けに掛けたような姿をしています。
帰り道で
小鳥の少なかった冬を物語り、春先まで赤い実が残っていた南天。
アップで見ると、綺麗ですね。冬の鳥達の大切な食料。今年も沢山実がなりますように。