のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

冬芽

大寒の日。
冬の木々たちに出会いに私市植物園に出かけました。

■冬芽
固く縮こまった衣のような冬芽にはそれぞれの顔がある。
 レンギョウ(モクセイ科)
ミツバツツジは、もう、おしゃれな羽を頭にかぶっていました。
かっこいいね。
 ミツバツツジツツジ科)
冬の間中、柔らかい蕾をシャンデリアのように披露してくれるモクレン

その花の蕾が目立つ中、梢の先にはこちらも小さな毛皮を着ていました。
暖かそうだね。
 モクレンモクレン科)
紫色の花がびっしりと咲くハナズホウ。
あ、これは花芽のほうかな。
 ハナズホウ(マメ科
蹄のようなカツラの冬芽。
雌雄異株で雄株の新芽は美しい紅色を呈し、雄株を緋桂(ヒカツラ)、雌株を青桂(アオカツラ)と呼ぶとのこと。
どんな衣を見せてくれるのでしょうか。
 カツラ(カツラ科)
春を告げるコブシの花。
とても好きな花の一つです。
大空に凛と咲くこの花はとても素敵。
 シデコブシモクレン科)
昨春の花を思い出しました。(2012.04.15)
 
遠く中国から臨済宗の開祖栄西が持ち帰ったと伝えられる菩提樹
はるか昔から延々と営みを繰り返してきて、今年も春を迎える準備が出来たようです。
そう言われれば、なぜかお坊さんの頭のように見えてくる。(^_^;)
 オオバボダイジュ(シナノキ科)
春に花を咲かせる花はやはり、準備が早いようです。
 ミズキ(ミズキ科)
秋に綺麗な紅葉を見せてくれたモミジ達は、繊細な細い細い枝の先に、ツンとした芽を持っていた。
 イロハモミジ(カエデ科)
夏に清楚な花を見せてくれる沙羅。
 ヒメシャラ(ツバキ科)
薄い樹皮が素敵です。
透かしてみると絹のベールをまとっているお姫様のようです。

本当に色んな顔かたちがあるものです。
 マンサク(マンサク科)
ルーペを持って木々の冬の顔とにらめっこしていると、あっという間に時間が立ってしまいます。
 ツノハシバミ(カバノキ科)
満開の桜山の景色が目に浮かびます。
 サクラ(バラ科)
春はもう少し。