ハイマツ帯に出た。 目の前に山塊が大きな手を広げてくるものを包み込む。 千切雲が風になびき、ベールをかけておしゃれを手伝う。 一歩一歩足を前に出すほどに、天に近づく。 稜線出ると、そこに五の池と呼ばれる池があった。 そばには、今夜お世話になる山…
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