涼しさを肌で感じ、耳で感じる季節になった。
土の中でひっそりと、ススキの根っこにくっついて暮らしていた「思い草」も
そろそろかなと、地上に顔を出し始めた。
私市植物園
ナンバンギセルは明治の頃に付けられた名前だとか。
万葉のころには、思いで草と呼ばれていたとのこと。
広島の妹から、ナンバンギセルが咲き始めたよと、知らせがあったのは、八月半ばだったかな。
広島黒瀬
私市植物園のナンバンギセルは、先週やっと顔を出し始めたところです。
寄生植物なので、菌で増えるのだとばかり思っていたのですが、なんと種が出来るらしい。
見逃さないように、花期が終わってもちゃんと見ていようと思います。
私市植物園に通い始めて数年がたちますが、まだまだ見逃していることがたくさんあります。
自然って奥深いなー。
おもしろいなー。
知れば知るほど楽しくなってくる。
「道の辺の尾花が下の思い草」