七十二候:半夏生「はんげしょうず」
梅雨真っ盛り、ハンゲショウの葉が白く染まり始める
夏至から数えて十一日目を半夏生という。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言って、大雨になることが多いという。
今も南方で台風が3つも発生していて、梅雨前線も日本列島上で停滞している。
暦を作り上げた人々
空・海・木々・森・虫・鳥・・・・・・・・
月日を重ね、観察を重ね、緻密につみあげてきた暦。
すごいとしか言いようがない。
農では、この日までに夏の畑仕事をひと段落させ一休みするという。
そのほかにも、「天から毒気が降る」とも言い伝えられ、
この日にとった野菜は食べてはいけないともいわれるらしい。
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