河童さんにはよく、天気図で天候を自ら予測している。
北北東の風、風力**、晴れ
天気図、中学校のクラブで毎日書ラジオ聞きながら天気図書いていたなー
山の天気は、天気予報ではわからない。
天気図とその地での経験を元に天気を予想する。
この日、天気予報で近畿地方は晴れ。
しかし、目の前にそびえ立つ比良山地は雲が沸き立っていた。
■観天望気(かんてんぼうき)
人は雲の姿や大気の状態、虫や動物、草や木など
膨大な観察から天気を予想していた。
まるで最新のビックデータ解析と同じようなことを、何千年も昔にやっていたんだ。
命あるもの、すべて天気にほんろうされる。
天気は水と大気、温度、気圧などさまざまな要因で変化する。
大局を紐解き、小さな出来事を読み解く。
Aが起きるのは、Zが原因なこともあり、神が作り出した天の法則なのだろう。
人が出来るのは、現象のひとつまみを感じ取ることだけ。
天の法則に従い、月沈み日は昇り
きりの向こうで、母なる琵琶湖は、朝日を移し輝いていた。