春日原始林は、緑の海の深海に潜り込んだようです。
大きく息を吸い込んで、さらに深く深く潜っていくと、遙か太古の海にたどり着く
木々はうねり、雄叫びを上げる古木に囲まれると
不思議な世界にタイムスリップしたかのようです。
何千年の時をへた長老達。あるものは倒れ
あるものは立ち枯れて、生き残る厳しさを伝えてくれる。
そして、新しい森の命を支える寝床となり、少しずつ朽ちていく。
春、一斉に森の精霊達が目覚め、木々たちに魔法をかけて行きます、
何時間でも何時間でも、この太古の深海に漂っていたい、