のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

ここは何処

目に見えるようで見えない「光」
物を見ると言うのは、光を見ていることという。

くろんどに通じる谷間の道を、尺治(しゃくじ)の道という。
奈良へ通じるこの道は、古くから多くの人々が行き来した道だという。

光は何処からやってくるのだろう。
過去か、未来か。

日が差し込み始めた尺治の谷には、光の帯が空から降り注ぐ。
光の舞い降りる森に足を踏み入れ、古代への散歩が始まる。

睡蓮池の2本のヌマスギが黄金色に輝いているすてきな瞬間。
 
タイムスリップしてきたような、小さな小亀が、短い首を精一杯伸ばしている。
「ここは何処」