のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

秋の気配漂う伊吹山

大阪から東京に向かう東海道新幹線の車窓からもっこり見える伊吹山
石灰岩を産出するため、深くえぐり取られるように見える姿が痛々しい。
夏の伊吹山は沢山の花が咲乱れる事で有名とのこと。天気が悪いお盆休みの一日、天気予報は朝方まで雨。一日曇り。
これなら人気の山でも訪れる人は少ないのではないかな?と思いつつ日帰り計画を立ててみました。

山頂は湧き上がる雲の中、これは良い感じです^^;(雨さえ降らなければ。。)

登山口の雑木林の道を抜け、ゆっくりゆっくりと登っていきます。
 
同じバスから降りた数人の方々は、どんどん先に行かれます。
早いなー。ま、時間無くなったら引き返せばいいやと私はマイペース。。。
1,377mまで登っていく為、高度によって植生が異なります。
やっぱりお花を見ながらの、花散歩は楽しい。

■秋の気配漂う3合目
3合目付近にたどり着くと、いろんな花たちが迎えてくれます。
オオバギボウシ                       カワラナデシコ
  
ハクサンフウロ

運休中のゴンドラ駅周辺で山頂を眺めると、雲に覆われているのでこのあたりでお弁当を広げます。夏の長時間散歩は久しぶり。熱々の味噌汁がこんなに美味しいとは思いませんでした。

美味しい食事を楽しみながら周りに目を向けてみると、夏になると姿が見えなくなる小鳥たちがさえずっている、こんな高原に避暑に来ているんだ。
 ホオジロの囀り
羽がややボロボロになりかけているモンシロチョウやキチョウがダンスを踊って楽しませてくれます。涼やかな高原出会っても生きていくのは楽ではないようです。
 
さあ!いよいよ湧き上がる雲の中に突入。どんな景色が待っているのだろう。

秋の代表的な季語「吾亦紅」

ここで一句でてくると楽しいのだが。。。