葉っぱが落ちた林
ねっとりした粘膜に守られたトチノキの冬芽(とうが)がキラキラ光っていた。
冬の私市植物園の楽しみの一つは、虫眼鏡を持って冬芽とにらめっこ。
枝の先っちょを覗くと、そこには笑顔がある。
へんがお!!!
じゃんけんぽん!
あっちむいてホイ!
葉っぱが、ポロリと落ちた後の葉痕(ようこん)も面白い。
ぱちぱちぱち。
頭の上で手をたたきましょう。
ぱちぱちぱち。
なんだか幼稚園のおゆうぎ大会に迷い込んだかのようです。
もう少し寒いよ。
衣緩めるのタイミングを静かにまっている冬の森の仲間達です。
ツノハシバミの花序(かじょ)がほころび始めるのも、もう少し先かな。