自宅から眺める風景はこがねいろに染まっていた。
天井を見上げると、てんとう虫が居場所を探してウロウロしている。
今年のカレンダーも残すところあと一枚でひらひら待っている。
朝の用事を早々に片付けさあ、くろんどの森に散歩にでかけてよう。
家を出てくろんどの森へと続く角を曲がると、古家の生け垣は山茶花が満開になっていた。
無農薬農家Nさんの畑を覗いてみる。
今年の落ち葉集めもきちんと終わっていた。
几帳面な性格のNさんの畑はいつも、きっちりして気持ちがいいといつも思う。
この落ち葉のタワーが一年立つと、半分以下の量の腐葉土になり野菜のご飯になる。
真ん中に入れた丈の束が空気を取り入れ、発行して冬場には湯気が上がるほどになる。
微生物の力ってすごいなと改めて思います。
吉向窯を過ぎ、尺治谷の入り口に立つ。
久しぶりの、くろんどの森だ。
なんだかワクワクするな。
その昔は売店があり、小川でサワガニを捕まえてあそび、飯盒炊さんをするなど賑わった聞く。
いまは、トレイルランニングの方が閉ざされた売店の横を駆け抜けていく。
おお!
これは。。。
この傘のぬめり具合、ナメコだよなー
今年はよくナメコに出会うがまだ手を出す勇気なし。
楽しい散歩になりそうだ。