愛知北部の岐阜県との県境に小高い山塊がある。
鳩吹山はその東の端に位置し
木曽側と高速道路のようなR41の車の川がこの山塊を縫うように走っている。
このチャートは、海底の粘土層が積み重なったものだという。
地質は独特の景観を生み出し、大地の不思議を見せてくれる
台地に刻まれた歴史の証人。
今と昔を静かにつないでくれる。
この地は固く、筋状の岩石があちこちに露出し、地目は痩せて
生息できる松や躑躅などの植物が多い。
緑の中に赤い花のような葉がきらりと光る。
おや、紅葉はまだ先かと思っていたが、北からゆっくりと南下してきた
秋の深まりは、里山にもゆっくりと季節の便りを届き始めていた。
今年の冬は、近場の里山歩きを楽しむのもよいかもしれないなと思っている。
大阪の家はすぐ裏が里山で気軽に散歩に出かけていたが、名古屋でもそんな里山がないかと探している。
良いとこないかな。