稜線の道を歩き始めると、我先にと咲き始めた花が迎えてくれた
春のイワカガミにマイズルソウ
ちょっと気の早いニッコウキスゲ
一斉に咲き乱れる姿姿ですが、時々変わり者がいる。
そんな変わり種が時に変化をもたらしたりもすると聞く。
道はアップダウンを繰り返しながら、遠く遠くへと続き
稜線部、鞍部、時に湿地帯と変化する。
それぞれ気に入った居場所に根を下ろし
それぞれの会話を楽しんでいる。
図鑑を見ると花の付く葉は5枚で、つかないものは4枚とある。
本当だ!
花びらの先が(つま)ちょっとだけピンク色に染まるのがツマトリソウ
でも実は、ピンク色に染まるものは多くはないとこれも書いてある。
そう思ってみてみると、本当だ。
図鑑を見て、実物を見て
いわれを読んで、思い浮かべる。
小さなうつむきかげんの花びらが、可愛らしい稚児を連想させる。
*チゴユリ
さわやかな風に揺れ、
私の体に触れてきて、
シャランと小さな鈴音が、足元や頭上で鳴り響く。
*イワハゼ
この形はみんなツツジ科
ツツジの仲間
いろんな色が、いろんな種類があるみたい。
また調べてみよう。
*サラサドウサン
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