白山鶴平新道~北縦走路~念仏尾根と続く道の事
ブナの森を楽しみながら、ゆっくりと3時間ほどかけて赤頭山(1602m)まで
高度を上げてきた。正面の尾根分岐の野谷荘司山(1797m)を見上げると、
真っ青の空が広がっていた。
右手には三方岩岳へと向かう稜線が目に飛び込んでくる。
火山性の土壌は脆く崩れやすいのだろう、この辺りの山肌はあちこちに崩壊の跡が見られます。
左手には、北縦走路の奥に見え始めた白山は、まだ多くの残雪が残っている。
地図を広げ、今から歩を刻む道を再確認する。
今回は、白山のふもとに流れるシラビソの森付近まで足を延ばしてみる予定
ここからは望めない。
朝、ちょっと覗いてみた白川郷の村があんなに小さく見えるや。
山を歩いてみると、すぐ下に人の暮らしを感じるのに、
手が届かないという、少し変な気持ちになる。
さあ、空に出た。
空の道はどんな道が続いているのか。
北縦走路を歩き始める。