のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

栂池自然園

梅雨末期、寒気が入り込み昼前後は雷雨の予報だった。

見上げる山は雲の中、天候を探りながら散策できる場所を考えて、目指す場所は「栂池自然園」に決めた。 

f:id:noronoyama:20210718180816j:plain

最寄りの「白馬大池」の駅で汽車を下りたが、こちらからのバスほとんどないようだ。

歩いていくか。

谷底から、高原台地の栂池へと小一時間歩くことにした。

f:id:noronoyama:20210718180819j:plain

昔はスキーリゾートとして賑わったであろう栂池高原スキー場も経営は厳しそうだった。

すこし寂れた栂池の旅館街を抜け、ゴンドラ「イブ」とロープウェイを乗り継ぎ湿原を目指す。

f:id:noronoyama:20210718180823j:plain

この天候のためか、訪れる人は数えるほど。

静かな散策が楽しめそうだ。

f:id:noronoyama:20210718180832j:plain

標高1829mのロープウェイ「自然園駅」の空気はひやりとしていた。

夏冬を通して、栂池を訪れるのは初めてのこと。

近くには、ヒュッテもあり次回はこちらにお邪魔するのもよさそうです。

f:id:noronoyama:20210718175855j:plain f:id:noronoyama:20210718175902j:plain

f:id:noronoyama:20210718180213j:plain

雲の中の散策となるかと思っていたのだけれど、目の前には白馬岳へと続く、小蓮華山が姿を現してくれていた。

ここは、白馬岳から取り付き、小蓮華山を経由して白馬大池白馬乗鞍岳をへて栂池自然園へと下る道を楽しめるようです。

覚えておこう。

さあ、自然園のビジターセンターを通り抜け、湿原へと足を踏み入れドキドキしながら歩き出す。

f:id:noronoyama:20210718180218j:plain