恵那へと北上する道は稲刈りが始まり
畦の草刈りが行われ、すっきりとしてとても気持ちがよい。
神坂峠の標高は1595m
このあたりでは、ちょうどこの標高で木々がまばらになるなるようだ。
秋の花
一匹の小さなハチが残り少なくなった花から花へと忙し気に飛び回っていた。
近づいて覗き込んでも夢中で蜜を吸っているのか花粉を集めているのか。
来るべき季節に向け準備に忙しい。
この子は冬を越せるのか、それとももうすぐ命尽きるのか。
種によって、命の時間は異なる。
もしかして、時間の流れも異なるのかもしれない。
同じ時間、同じ空間を生きていても、
見ているもの感じているものが違うのだろう。
色、温度、音、風そして時
この道はどこに続く道だろう。
木漏れ日の稜線の小道の向こうにはどんな時が流れているのか、
ワクワクしながらいつも歩く。