名古市内の自宅からもよく見える、恵那山に出かけてみた。
昨年晩秋に訪れてから、近くて遠かった神坂峠から歩く神坂ルートを選んだ。
神坂峠は日本書紀にも記されているといい、古代、東西を結ぶ要所だったという。
国道を離れ神坂峠までのアプローチに寄り道して、思ったより到着時間が遅くなり、山頂までいくと結構忙しそうなので、今回は一つ手前の大判山までを目指すことにして進むことにした。
神坂峠から尾根沿い進んでいく道は、最初見晴らし良い笹原を歩き、次第に木々の茂る稜線歩きの道だった。
標高1500m近くのに位置する稜線はほんのりと紅葉が始まりかけていた。
春は地上から天へと広がり、秋は天から地上へと降りてくる。
登ったり下ったりの規則正しい繰り返し。
雨上がりの森では、色とりどりの菌類が元気に花開き元気に育っていた。
面白いよね。
見つけるたびについ覗いてしまう。
ヒダヒダ、ぬるぬる、すました傘型
そしておちょぼ口
ついつい足を止めて覗き込んでしまいます。
なかなか楽しい稜線歩きが楽しめそうだ。