■氷餅の池
小さな四角い水たまりがあった。
近くに立つ案内板に「氷餅の池」とある。
氷餅とは、ついた餅を寒中にさらして凍らせそれを乾燥し粉末にしたもので、兵糧備蓄として供したものとのこと。
森の中に、その場所に人の生活の名残を感じとるとき、その昔に心をはせる。
ここは、かつて苗木藩の御立山として管理され、人とのかかわりが深かった森
峠から稜線を歩き頂上での展望を楽しんだ後、南方面に降り始めると整備された遊歩道になっていた。
明るい森には、春の花が差あちこちで顔を出し始めていた。
二ツ森山の標高は1228mと、ほどよい標高も相まってこれから四季折々に様々な花が顔を見せてくれそうです。
なかなか、楽しい場所をまた見つけてしまった。
林道まで下り、バイクを止めた場所まで小一時間の林道歩きを楽しむ。
にょきにょき、面白い菌糸が伸びている。
小さな者たちも、一生懸命生きようとしているのを感じます。
小さな赤い虫こぶ。
小さな虫と植物の反応が作り出す小さなボタン。
かわいいボタンだね。
こちらには、リンゴがなってるや。(ナラメリンゴフシ)
植物の自営本能が不思議な虫こぶを作る。
柔らかそうだけど、結構固いです。
あっちにフラフラ、こっちにフラフラ
林道歩きも面白い。