大蔵避難小屋をすぎるとダケカンバの樹林帯に入ると色好き始めたマユミが出迎えてくれた。
マユミとツリバナは似るが
実のの割れるはずに違いがあるという。
マユミは4つに割れ、ツリバナは5つに割れるという。
また、花弁も同じで小さな白い花がたくさん咲くらしい。
また春に見てみることにしよう。
大きな葉を精いっぱい開ききり、やり切った感がみなぎるキヌガサソウ
白かった花弁は、今は薄緑に変化している。
図鑑を見ると、白→紅褐色→薄緑へと変化するという。
朝露と戯れ透き通った花が魅力的なサンカヨウも
大きな実をつけていた。
地面のすぐ近くでは、タケシマランの透き通った赤い実が風に揺れ
チリチリと音を鳴らす。
森は実りの季節を迎えていた。
おや、美味しそうな大きなベニバナイチゴだ。
一つ頂いていこう。
旨い!
口いっぱいに甘酸っぱい香りが広がった。
急ぐでもなし
ちょっと休んでいくか。
水筒に入れてきたお湯で、コーヒーを頂く。
美味しいな。