片面が崩れた大倉尾根に出ると、ダケカンバの樹林帯に入る。
少しのアップダウンを繰り返しながら歩いていくと
時期に大倉の避難小屋だ。
ガレ場には、前回来た時はマダツボミだったオオヤマリンドウがほころび始めていた。
白いホオコ草はもう終わりを迎える頃か。
マツムシソウも花が散り
可愛らしい坊主頭になり始めていた。
去年訪れたときは、雨が降り始めたのでこの辺りで停滞して
ゆっくりと読書を楽しんだのを思い出した。
そんなことを思い出しながら歩いていると、緑色の屋根の大倉山避難小屋が見えた。
壁が朽ち始め、使用しないようにと登山口には書いてあったが
中を覗くときれいに掃除もしてあり、まだまだ使えそうです。
さあ、ここからまた植生が変わっていきます。